【お問い合わせ】
広島大学 学術・社会連携室
TEL: 082-424-2057/ 4532/ 4482
E-mail: husympo*hiroshima-u.ac.jp
※メール送信の際は、*を半角@に置き換えてください。
※(2023/4/21掲載)事前申込み無しでもご参加いただけます。
食料安全保障とは、すべての人が、いかなる時にも、活動的で健康的な生活に必要な食生活上のニーズと嗜好を満たすために、十分で安全かつ栄養ある食料を、物理的、社会的及び経済的にも収取可能であることです。この食料安全保障の危機は、世界的な人口増加などによる食料需要の増大だけでなく、食料貿易構造の変化によりサプライチェーンの混乱に加えて、気候変動による農作物の生産量低下などにより引き起こされています。食料増産と気候変動は密接な関係にあり、それらは環境破壊だけでなく多くの生物種の絶滅を引き起こすため、生物の多様性を維持できる条件下で、食料安全保障を実現することが、グローバルな社会の持続的な発展に必要となっています。
そこで、本シンポジウムでは、グローバルな視点と日本の食料安全保障対策の観点から、①生物多様性を維持する農業、②質と量を確保する農業技術開発、③新たな食料資源の開発について考えるとともに、これらに貢献する広島大学の研究を紹介します。
※本シンポジウムは、広島大学大学院統合生命科学研究科のプログラム共同セミナーの一環として実施いたします。
2023年4月22日(土)14:00~16:30(開場13:30)
サタケメモリアルホール(広島大学 東広島キャンパス)
※アクセスはこちら
どなたでも参加できます
2023年4月15日(土)までに、こちらまたは下記のQRコードよりお申し込みください。
→締切延長:2023年4月21日(金)まで
【司会:鈴木 由美子 広島大学 理事・副学長(教育・平和担当)】
14:00~ 開会挨拶 越智 光夫(広島大学長)
14:05~ ビデオメッセージ 岸田 文雄(内閣総理大臣)
14:10~ 基調講演 杉中 淳(農林水産省 大臣官房総括審議官)
「日本の食料安全保障対策について」
14:30~ 事例報告
1.生物多様性を維持する持続的な農業
北島 薫(京都大学 農学研究科 教授)
「熱帯林の生物多様性とグローバルな食料安全保障」
2.生物多様性と質と量を確保する農業技術開発
吉崎 悟朗(東京海洋大学 海洋科学技術研究科 教授)
「生殖幹細胞を使って魚を増やす:有用魚の増産と希少種の保全」
3.新たな食料資源の開発
川島 一公(株式会社インテグリカルチャー 取締役CTO)
「環境コストの削減と食糧自給率の向上を実現する細胞性食品(培養肉)の開発」
4.食料安全保障への取り組み
水野 英則(株式会社サタケ 常務執行役員 先行技術本部 本部長
技術本部 副本部長(兼務))
「食の安全・安心と質・量を確保する技術」
15:50~ 広島大学研究紹介
・杉野 利久(広島大学 大学院統合生命科学研究科 教授)
「光と熱環境で動物福祉と牛乳生産量を両立させる最新DX酪農技術」
・小池 一彦(広島大学 大学院統合生命科学研究科 教授)
「海底水自動揚水装置SPALOWによる牡蠣(カキ)増産」
・上田 晃弘(広島大学 大学院統合生命科学研究科 教授)
「世界で広がる塩害問題~耐塩性イネを作る試み~」
16:05~ パネルディスカッション
MC:島田 昌之(広島大学 大学院統合生命科学研究科 教授)
16:25~ 閉会挨拶 菅田 淳(広島大学 理事・副学長(研究担当))
株式会社サタケ
株式会社カツヤ
カルビー株式会社
株式会社にしき堂
野村乳業株式会社
※本シンポジウムは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための広島県の対処方針に従って実施いたします。
【お問い合わせ】
広島大学 学術・社会連携室
TEL: 082-424-2057/ 4532/ 4482
E-mail: husympo*hiroshima-u.ac.jp
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掲載日 : 2023年04月10日
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