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2023.12.06 YouTue動画のリンクを追加
2023年11月4日、第17回広島大学ホームカミングデーのイベントの一つとしてサタケメモリアルホールで、教育学部企画オペレッタ「こうもり」を上演しました。本オペレッタは、教育学部音楽文化系コースの専門科目「オペラ実習」の授業の履修生による発表で、教員、大学院生、学部生が協力して公演を創り上げました。「オペラ実習」をこれまで30年余り担当した、人間社会科学研究科 枝川一也教授が、今年度で定年退職することを記念し、枝川教授が主役のアイゼンシュタイン役で出演し、同研究科の大野内愛准教授もアイゼンシュタインの妻のロザリンデ役で華を添え、元学長の原田先生や越智学長も出演しました。
原田先生は、92歳を迎え今なお現役オペラ歌手としてご活躍しておられ、本オペレッタでもテノールの美声を響かせてくださいました。
越智学長は、夜会に招かれた本人役で、マスコットキャラクター「ひろティー」と共に第二幕に出演し、「本日上演しているオペレッタ『こうもり』は1874年、オーストリアのウィーンでワルツ王として知られるヨハン・シュトラウス2世によって作曲され、初演されました。当時、コレラの蔓延、株価暴落と絶望の底にあったウィーンの人々を勇気付け、慰めたのが、このオペレッタであると言われています。現在もロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの武力衝突など、世界は暗雲が垂れ込めています。こういう時こそ、『平和の大学である広島大学が何をしないといけないか?』を考え、行動していきたい」と述べました。また、「奇しくも、1874年は本学にとっても大変重要な年です。本学の前身校で一番最初にできた白島学校は、この年に創立されました。来年の2024には、オペレッタ『こうもり』と白島学校は150周年、そして大学開学から75年の節目を迎えます。周年事業の一つとして、来年には、広島電鉄の市電によるラッピング電車が、広島市内の広島駅から東千田、工学部跡地、広大附属学校を通って港まで走ります。是非、広島大学の過去と未来に想いを馳せていただければと思います」と会場に呼びかけました。
主役の枝川教授を始め、多くの教員・学生も出演し美しい歌声や旋律を響かせました。
会場のサタケメモリアルホールでは、参加者約600人が鑑賞し、出演者はカーテンコールで万雷の拍手を受けました。
ご参加いただいた方、誠にありがとうございました。
当日は、YouTube Liveで配信しておりましたが、現在は、YouTubeの広大オペラチャンネルで動画を公開しておりますので、ご興味のある方はこちらもご覧ください。
アイゼンシュタイン役で主演した枝川教授
ロザリンデ役を熱演する大野内准教授
世界観を引き立てるピアノ伴奏
越智学長とマスコットキャラクター「ひろティー」
テノールを響かせる原田先生
公演後の集合写真
このリンクをクリックすると、オペレッタを再生します。
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掲載日 : 2023年11月08日
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