令和5年11月4日（土）に広島大学創立75+75周年記念事業として情報科学部と情報メディア教育研究センター主催の講演会「情報科学と人とのかかわり」および座談会「情報科学でひろがるあなたの進路」を実施しました。

　講演会では、株式会社Rejoui　代表取締役の菅　由紀子氏と大阪大学医学部附属病院未来医療開発部データセンター　センター長の山田　知美氏のお二人をお招きし、ご講演いただきました。
　菅　由紀子氏からは、「データサイエンスで未来を創ろう」と題して、ご自身の経験を踏まえながら、データサイエンティストの置かれている現状とこれからの未来について、お話いただきました。
　山田　知美氏からは、「情報科学は患者を救う」と題して、ご自身の経歴と臨床研究を取り巻く環境の変化を絡めながら、医療現場において情報科学の重要性が高まっている現状などについて、お話いただきました。
　お二人の講演を通じて、情報科学がいかに深く人とかかわり、つながっているかを具体的な事例を踏まえて知るとともに、情報科学が未来を切り拓く鍵であることを改めて感じる貴重な機会となりました。

　講演会の後に開催した座談会では「情報科学でひろがるあなたの進路」と題して、情報科学部の現役女子学生を交えた女性の高校生・受験生のための相談会を行いました。高校生・受験生からは、受験のこと、大学生活のこと、研究のこと、就職のことなど、さまざまな疑問・質問が出され、現役学生たちが生の声で届ける、和気あいあいとした雰囲気の会となりました。