教員紹介 <佐伯 健司>

佐伯 健司 (さいき・けんじ) 修士(マネジメント) , 税理士

担当科目

主要な研究業績

・「一般的(包括的)否認規定創設の是非に関する考察 -法人税の重要判例をもとに−」修士論文,(2011年)

・「我が国の事前確認(APA)の現状と課題 -事前確認(APA)における納税者のジレンマ-」『広島大学マネジメント研究』第13号(2012年12月),共著,153-158頁
 

研究テーマ:ケースメソッドによるタックス・マネジメントの向上を目指して

私たちの生活を取り巻く環境には様々な租税が存在しています。これら多くの租税のすべてを理解することは困難ですが、とりわけ所得税、法人税、消費税、相続税を理解することはあらゆるビジネスシーンにおいて役立つことが期待されます。とくに経営資源が限られる小規模企業者にとって租税は、制度上認められたタックスポジションの変化によるタックスマネジメントを行うか否かによって、策定した経営戦略がおおきく変わってきます。ゆえに、租税は重要な意思決定要素に含まれますが、今日の複雑化した経済取引の中では、その予測可能性が確保されにくくなっているのが現状です。

実務に密着した重要判例、裁決例を素材として事例研究を行うことにより、経営に役立つタックスマネジメントの涵養を目的とした共同研究を募集します。
 

所属学会
・日本税法学会
・日本租税理論学会
・租税訴訟学会
 


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