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「新型トポロジカル絶縁体を世界で初めて発見!」についての記者会見を行いました





記者会見の様子(木村准教授)

 広島大学大学院理学研究科・木村昭夫准教授と大学院生・黒田健太さん、呉工業高等専門学校・植田義文教授、広島大学放射光科学研究センター・島田賢也教授を中心とする研究グループが、広島大学放射光科学研究センターの高輝度シンクロトロン放射光と世界最高水準の高分解能・角度分解光電子分光実験装置を組み合わせて、全く新しいトポロジカル絶縁体の発見に成功しました。またこの新物質が、従来型の物質に比べ、より超高速で電子が移動し、結晶内部への電流漏れが起らないことがわかりました。

 9月17日(金)、広島大学東京オフィス(キャンパス・イノベーションセンター)で記者会見を行い、木村准教授と植田教授が研究成果について説明しました。

 今回発見した新しいトポロジカル絶縁体は、次世代の超低消費電力型のスピンデバイスや超高速コンピューターへの開発に有力な材料として大きく期待されます。

 本成果は、米国の科学雑誌フィジカル・レビュー・レターズ『Physical Review Letters』に10月初旬公開予定です。

【本研究に関するお問い合わせ先】  

広島大学大学院理学研究科物理科学専攻

准教授 木村昭夫

TEL:082-424-7471


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