広島大学は、リハビリメイク提唱者として著名なかづきれいこさん(フェイシャルセラピスト、歯学博士)をお迎えし、11月27日(火)、本学霞キャンパスにおいて学生の卒業研究指導を行いました。
今回のかづきさんによる指導は、本学歯学部口腔保健学科の二川浩樹教授が指導する学生(木原琢也さん;同学科3年)の卒業研究において実現したもの。当日は、卒業研究の総仕上げに向けて更なるデータ収集を行うため、同学科の女子学生10名が被検者として木原さんに協力。「かづきメイク」を体験した被検者が、施術後、どの程度むくみがとれたかを機械で計測しました。
今後、木原さんは、収集した被検者のデータを解析し、「かづきメイク」の効果を実証していきます。
かづきさんが提唱する「かづきメイク」は、メイク前に顔の血流マッサージを行ってむくみやくすみをとり、”元気な顔”にしていこうというもの。かづきさんは、メイクを通して、心も元気にしていくというメイクセラピーを実践されています。
そんなかづきさんのメイクセラピーに共感した二川教授のたっての希望で、かづきさんは昨年4月より本学の非常勤講師として、講義・実習を担当。今回の卒業研究指導も、その一環として行われました。
二川教授は「学生には、患者さんの心のサポートができる『医療人』になってほしい。かづきさんの実習がそのためのきっかけとなれば」と、学生や医療現場への思いを語りました。
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