呉市・広島大学Town & Gown構想「海洋文化都市くれ海博2025」を開催しました

5月31日と6月1日の2日間、呉市にある海上保安大学校を会場に、呉市・広島大学Town & Gown構想「海洋文化都市くれ海博2025」を開催しました。

天候にも恵まれ、多くの家族連れなど、2日間で8,000人を超える来場者があり、海に関わる仕事や研究などの、海の魅力に触れていただく絶好の機会となりました。

また、今年度は、海上保安大学校の学生祭「海神祭(わたつみさい)」と同時開催し、海上保安大学校の学生たちの活気あるイベントも楽しめると、来場者から大変好評でした。

海博は、体験型のイベントなどで子供たちに海への興味・関心を掻き立てるとともに、海洋・海事に関わる企業・団体・教育機関などが集まり、事業内容や最新の研究動向などを紹介することで、海洋文化都市くれの実現に向けた、呉市における海洋・海事の拠点づくりの取組を広く発信する目的で、海洋文化都市くれ推進協議会が年1回開催しています。

海神祭の屋外ステージで行われたオープニングプログラムでは、新原 芳明呉市長、呉市・広島大学Town & Gown Office室長の金子 慎治広島大学理事・副学長、筒井 直樹海上保安大学校長、笹川平和財団海洋政策研究所の高屋 繁樹上席研究員が、それぞれ、呉市において展開するTown & Gown構想の取組に対する想いや、今後の取組を語りました。

オープニングプログラムの様子
左から、新原市長、金子理事、筒井大学校長、高屋上席研究員

 

「海博」では、約20の団体・企業が出展し、来場者はそれぞれ工夫を凝らしたブースを楽しみました。

■当日のスケジュール・プログラムはこちらから

深田サルベージ建設による水中ドローン操作体験や、國冨による潜水機材の着用体験など、普段はなかなかできない貴重な体験ができるブースがあり、特に子どもたちでにぎわっていました。

また、呉市と広島大学が連携する「Town & Gown構想」のブースでは、構想の活動紹介とともに、ロゴマークの人気投票も実施されました。

セミナーでは、JAXAの研究者による子ども向けのクイズ形式の講演に加え、商船三井(日本を代表する海運会社)や、呉市のスタートアップ企業「シーテックヒロシマ」など、さまざまな企業の取り組みが紹介されました。さらに、笹川平和財団海洋政策研究所による、衛星を活用した日本周辺海域の管理についての発表など、多彩な内容のセミナーが開催されました。

自動車運搬船の内部をVR動画で見学している様子

サメ、カブトガニ、ヤドカリなどの海の生物と触れ合うタッチングプール

JAXA研究者による子ども向けセミナー

お問い合わせ先

呉市・広島大学Town & Gown Office
E-mail: kure-tgo-admin*office.hiroshima-u.ac.jp
※E-mailアドレスは、*を半角@に置き換えて送信してください。


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