防災・減災研究センター
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広島大学防災・減災研究センターは、10月26日に「防災・減災セミナー2025~みんなで学び実践しよう!防災・減災~」を開催し、会場の東千田キャンパス 未来創生センターM棟4階講義室には、約120人の参加者が集いました。
まず、気象予報士・防災士・みんなで減災推進大使の塚原美緒さんから「異常気象から身を守る」というテーマで、近年多くなった夏季の猛暑や豪雨との関係性などを踏まえて、今は、従来の経験値だけに頼った避難行動では不十分であること、雨雲レーダーや「キキクル」などを参考に、最新の情報を正確に理解することの有効性についてわかりやすい説明がありました。
続いて、防災・減災研究センターの畠 俊郎センター長から、「災害時における液状化現象への対応」をテーマに、液状化は必ずしも海岸沿いだけに発生するわけではないことなど、液状化現象が起こる仕組みについてわかりやすく説明がありました。
最後に、防災・減災研究センター調査・研究部門人間・社会レジリエンス分野リーダーを兼任している、広島大学大学院人間社会科学研究科の坂田桐子教授から「災害時の人間行動~災害時の避難行動」について講演があり、「マイタイムライン」を作成し、災害発生時に自分が何をするべきかを日ごろから考え、準備をすることが大切であるとの説明がありました。 参加者は皆、各講師の説明に熱心に耳を傾け、それぞれの講演のあとには、次々と参加者からの質問が相次ぎ、自分の命、周りの人の命を守るための行動の大切さについての認識を新たにするよい機会となりました。
        
    
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