広島大学 霞地区運営支援部総務グループ(歯学部担当)
TEL : 082-257-5604
E-mail : kasumi-soumu(AT)office.hiroshima-u.ac.jp ((AT)は半角@に置き換えてください。)
広島大学歯学部は2025年に創立60周年を、また口腔健康科学科は設置から20周年を迎えました。これまでの歴史を振り返りながら、さらなる発展を期して2026年2月21日、記念講演会と祝賀会を開催しました。教職員や卒業生の歯科医師ら約160人が集い、最新の研究成果の発表や、学生に向けた期待のメッセージ披露など、⻭科医療の発展と⼈材育成へ思いを共有しました。
記念講演会の様子
記念講演会は広島大学霞キャンパスの凌雲棟で開催されました。
はじめに柿本直也歯学部長が、歯学教育・研究・医療の発展に貢献し、多くの優れた人材を輩出してきた歴史を踏まえ、「歯学部は還暦を迎えました。未来に向かって、できること、やるべきことをつなぐ一歩となれば」と挨拶しました。
午後からのセッションⅡでは、歯学部18回生で、海外の学会を含め多くの歯科医師の教育にあたってきた静岡県浜松市、石川医院の石川知弘院長が、「なぜ、歯医者になってよかったか、不可能を可能にする歯科再建治療」と題して講演しました。歯科医師人生の大半を歯科再建治療の発展とともに歩んできたという石川さんは、手がけてきた症例を解説しながら、「歯科治療は歯や口腔の機能・審美を回復するだけでなく、患者さんの人生を変えることができる」とやりがいを強調しました。
続いて二川浩樹教授(口腔生物工学)が「歯科からのイノベーション 研究~特許~ロイヤリティ収入の裏話」と題して講演しました。歯周病菌やむし歯菌の抑制に効果のある乳酸菌L8020の発見と、抗菌・抗ウイルス剤Etakの開発に関わる特許の取得経過を説明し、「既存のものとの差別化や、開発した物質自体がオリジナルか、歯科以外の分野でも活用できるかといった観点が大切」と呼びかけました。
加藤功一教授(生体材料学)は「国際環境が拓く学生の力:広島大学歯学部における教育国際化15年の軌跡」と題して、歯学部の国際連携活動について紹介しました。日英両語授業や国際歯学コース、姉妹校への留学などの取り組みを取り上げ、「単なる国際交流でなく、若者の成長に関わる教育を進めています」と理解を求めました。
続いて柿本学部長は「広島大学歯学部の現在と未来」をテーマに、歯学部の60年の歩みを振り返り、霞キャンパスでの多職種連携の学びや国際ボランティア活動などを紹介し、「学生、教員、職員、地域の皆様と、未来を共に作る歯学部に」とメッセージを発信しました。最後に広島大学病院の谷本幸太郎主席副病院長が「同窓の皆様のおかげで築かれた60年の歴史、今後若手がこれから先の60年、100年を築いていく方向性が見えてきた素晴らしい会になりました」と挨拶し、記念講演会を締めくくりました。
柿本 直也 歯学部長
石川 知弘 院長
二川 浩樹 教授
加藤 功一 教授
谷本 幸太郎 主席副病院長

Home
