
プログラムの紹介と概要
歴史学プログラムでは,日本,アジア,ヨーロッパそれぞれの歴史的な個性とともに,これらの国・地域を世界的関連性のもとでとらえ,総合的・多面的に歴史の実証的追究ができる人材を育成するための教育をおこないます。
日本史学分野では,日本古代史,日本中世史,日本近世史,日本近代史についての授業科目が用意され,各時代の研究手法を学ぶことができます。
東洋史学分野では,前近代及び近代の中国史,東南アジア史,中央ユーラシア史等についての授業科目が用意され,それぞれの専門的な研究手法を学ぶことができます。
西洋史学分野では,古代地中海世界,中世ヨーロッパ史,近代ヨーロッパ史についての授業科目が用意され,各時代・地域の研究手法を学ぶことができます。
主専攻プログラムにおける教養教育の位置付け
歴史学プログラムにおける教養教育は,専門教育への基盤作りの役割を担い,歴史学を含む人文科学,社会科学に関する基本的かつ体系的な知識を広く習得して,歴史学の立つ位置を俯瞰できる能力を養います。さらに英語ならびに初修外国語能力を向上させ,歴史学研究の能力を高めるとともに,現代社会のニーズに応えることのできる資質を養成します。