教育学プログラム

プログラムの紹介と概要

教育は,人間と社会のさまざまな要因が複雑に絡み合った事象です。したがって教育学プログラムは,学生が教育に関するさまざまな理論や思想,事象,課題について,哲学的・歴史的・社会学的・国際比較的視野に立って学習し研究するとともに,教育方法・技術や教育課程,学校経営・教育行財政,社会教育・生涯学習をめぐる具体的問題群についての理論的・実践的検討をおこないうるように構成しています。
本プログラムは,次の5つの科目群から成り立っています。
 
(1) 「専門基礎科目」(1年次〜)…教育関連諸科学の基礎的知識の習得・理解を目的とします。講義が中心です。 
(2) 「専門科目(研究法)」(2年次〜)…教育学の研究手法の習得を目的とします。演習等の実践的な教育方法が中心です。 
(3) 「専門科目(領域基礎演習)」(2年次〜)…教育に関する資料・情報・データの収集力と具体的な教育課題に対する分析力・判断力の獲得を目的とします。演習が中心です。 
(4) 「専門科目(領域課題演習)」(3年次)…教育に関する資料・情報・データの収集力と具体的な教育課題に対する分析力・判断力の獲得を目的とします。卒業論文につながる学生自らが設定したテーマに即して,指導教員による少人数・個別指導をおこないます。 
(5) 「卒業研究」(4年次)…教育に関する研究開発・問題解決・政策立案の能力の獲得を目的として,卒業論文作成に取り組みます。指導教員による少人数・個別指導をおこないます。能力習得を証明し表現する機会として,卒業論文発表会をおこないます。

主専攻プログラムにおける教養教育の位置付け

教育学は人間と社会に関わる諸科学と密接な関連をもちながら発展してきた学際的な学問です。それゆえ,教育学プログラムでは,人間と社会についての幅広く深い洞察を養う教養教育を基盤として,教育関連諸科学の専門的知識を教授する専門教育を積み上げます。
さらに,教育学の研究手法の土台となる,外国語能力や情報に関する基礎的知識・活用技術・モラルなどを教養教育で身につけます。

プログラムの詳述書


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