人間生活教育プログラム

プログラムの紹介と概要

間生活教育プログラムは,人間生活教育の原理,内容,方法について専門的な素養と教育実践力を有したうえで,理論と実践が融合した教育研究を行うことができる中学校・高等学校教員(家庭)の養成を目的としています。併せて,教育関係機関・施設等において人間生活教育に関連する業務に携わる専門の職員の養成も目指しています。そのために,本プログラムでは,教育に関する基礎的な理論,中・高等学校家庭科の内容及び家庭科教育の領域を深く関連づけて学習し,中等教育に携わるうえで必要な知識と技術を習得できるように工夫されています。
卒業後は,さらに高度な専門性を追究するために,大学院(博士課程前期・後期)に進学し,研究者や高度な専門知識をもつ職業人を目指す道も開かれています。

主専攻プログラムにおける教養教育の位置付け

人間生活教育プログラムにおける教養教育の到達目標は次のとおりです。
価値観の多様化や社会構造の変化に柔軟に対応し,なおかつ教育界に生じる新たな課題に的確に対処できる広い視野と実行力を備えた人間的,社会的素養を身につけることを目標としています。そのためには,自然的環境や社会的環境における客観的事実やその多面性を十分に理解するとともに,歴史的変遷によるさまざまな現象の変化を概観し,大局に立ったものの見方を身につける学習を行います。さらに,人類が築き上げてきた知の蓄積を理解し,人類が直面する課題の所在を的確に把握し,さまざまな専門的,学際的な知識を個別にあるいは総合的に活用して,これを解決する能力を身につけます。

プログラムの詳述書


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