物理学プログラム

プログラムの紹介と概要

物理学科の提供する教育プログラムでは,専門教育課程において,学生が主専攻プログラムとして物理学に関する専門基礎科目と専門科目の内容を修得し,宇宙・素粒子,物質,光などの最先端の内容を学べる専門科目を選択履修できることを特長としています。
物理学は積み上げの学問です。本プログラムのカリキュラムは,物理学の知識・能力・技能を修得するため,教養コア科目,共通科目,基盤科目,専門基礎科目,専門科目が階層化されています。専門基礎科目までの課程では,物理学に閉じることなく理学一般に通用する基礎学力を養成します。とりわけ,基盤科目と専門基礎科目では,本プログラムで学ぶべき重要事項を段階的かつ体系的に配したモデルシラバスに基づいて講義が行われます。専門課程では,教員が行っている研究を学びながら,選択した分野における最先端の研究内容について理解し,物理学の知識・能力・技能を修得することが出来ます。また,専門課程の学習は大学院課程への緩やかな一貫性をもっています。物理学の基礎と直接には関連しない教養教育科目は,広島大学における教養教育の目標を踏まえて人格の幅を広げ且つ広い視野から諸事情を俯瞰できる能力を養えるよう,その履修時期を特に規定しません。
本プログラムは,中学校,高等学校の理科教員免許を取得しようとする者に対しても配慮が施されています。

主専攻プログラムにおける教養教育の位置付け

基盤科目は知識・理解(物理学の役割の理解)の基礎,能力・技能(数学力),能力・技能の基礎(実験計画力),教養コア科目は能力・技能 (定式化能力と解決能力)の人類や社会の多角的視点にたった涵養および総合的な力(コミュニケーション力)の基礎,共通科目(外国語科目他)は知識・理解(英語力)および総合的な力(解析力・IT力)の基礎と位置付けられています。

プログラムの詳述書


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