第131回 「単位」 杉 幸樹 (2016/02/25)

ナノデバイス・バイオ融合科学研究所(現:半導体産業技術研究所)

第131回 「単位」  (2016/02/25)

博士課程前期学生 杉 幸樹 (ナノデバイス・バイオ融合科学研究所)

 こんにちは.半導体集積科学専攻前期2年の杉幸樹と申します.携帯の中を整理していると,以前に訪れた単位展というものの写真があったので,そちらのことについて書こうと思います.
 学生の皆さんは単位と言われると,授業等の単位を想像してしまうかもしれませんが,ここで話す単位とは何かを数える際に使う単位についてです.単位展では様々な単位に関する展示がされていましたが,特に面白かったと思ったのは,単位を他に置き換えて展示しているものでした.例えば言葉,濁点を1.00 gとして他の単語を面積比から計算して重さに変えているものです.写真のような「かてい」と「しごと」の意味としての評価した際の重みは人それぞれだと思いますが,重量としての重さでみると「かてい」は29.22 g,「しごと」は25.35 gとして定量的に比べることができます.
 また,写真は撮っていなかったため,ありませんが単位でしりとりというコーナーもありました,例えば「5.4」㎡に千円札を敷き詰めると,「473,000」円になる.「473,000」円の50円硬貨は「37.84」kgになる.といったようなものです. このように見方や評価を変えるような考え方は研究ではもちろん,日常生活の中でも様々な発見や驚きにつながると思います.
 余談となりますが,昨年度と今年度の半導体集積科学専攻ホームページの更新を担当させていただきました.このようなコラムの更新から,ホームページへの攻撃のチェック等の仕事もあり,責任ある仕事をさせていただきました.さて,これまでに私が更新したデータ量は,違う単位に変えてみたらどうなるんだろう. 

(2016/02/25)

言葉の重さ

ちょっと変わった英語月の覚え方

長さをものにすると


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