広島大学大学院先生理工系科学研究科 量子物質科学プログラム 磁性物理研究室
令和5年度学術変革領域研究(A)「アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出」領域代表
教授 鬼丸 孝博
電話:082-424-7027
E-mail: onimaru*hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)
2024年5月29日〜31日に東広島芸術文化ホール「くらら」小ホールにて、科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A)「アシンメトリ量子」(領域代表:鬼丸孝博)の令和6年度領域全体会議・公募研究キックオフ会議が開催されました。全国から147名の参加があり、34件の口頭講演と77件のポスター講演(うち学生ポスター59件)がありました。物性物理学の各分野から幅広い年代の方々に参加していただき、本研究領域で軸となる新物質の開発と新機能の開拓に向けて、重要な意見交換の場となりました。
口頭講演では、5つの計画研究による進捗状況を含む概要の説明と、今年度から採択された公募研究 19件の研究代表者による研究計画についての講演がありました。各講演では、特徴のある研究手法や研究内容と挑戦的なテーマに対する戦略が示されました。今後、研究計画と公募研究で相補的に発展させる研究や、研究領域の裾野を拡げていく研究への展開が期待されます。
2日目のポスターセッションでは、大学院生・若手研究者の講演が多くあり、非常に活発な議論が行われました。内容が優れており、主体的な取り組みが認められた講演に対して、ポスター発表賞が授与されました。その後の情報交換会では、和気藹々とした雰囲気の中、世代間での意見交換も多く見受けられました。
最終日のクロージングでは、評価委員の鳥養映子先生(山梨大学)と小形正男先生(東京大学)からご講評をいただきました。領域発足から1年を経過して進展したところ、改めて見直すべきポイントなど、領域全体としてどのように取り組んでいくべきか、示唆に富んだご指摘をいただきました。
今回の会議は、領域における研究交流活性化のための重要な機会となりました。今後、トピカルミーティングや若手育成のためのイベントの開催などを通して、アシンメトリ量子物質の機能開拓に向けた研究活動はさらに加速することが期待されます。
鬼丸代表によるオープニング
松村教授による講演
ポスターセッション
集合写真
広島大学大学院先生理工系科学研究科 量子物質科学プログラム 磁性物理研究室
令和5年度学術変革領域研究(A)「アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出」領域代表
教授 鬼丸 孝博
電話:082-424-7027
E-mail: onimaru*hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)
掲載日 : 2024年06月13日
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