総合科学研究科所属の院生を対象に、下記の研修・調査・プロジェクトへの参加者を募集しています。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
注意事項
・研修実施予定日以外にも、事前ミーティングや勉強会を行う場合があります。
・研修に参加する際は、指導教員とよく相談して決めてください。
研修全般に関してのお問合せ先:RM事務室河崎まで
■マレーシア研修
説明会:下記日程で開催します。
【日時】4月24日(金)14:30〜
【場所】C617(C棟6階です)
代表教員:奥田敏統先生
実施予定日:2009年8月30日〜9月11日
募集人数:2名程度。
目的・内容
熱帯地域での森林減少や劣化に歯止めがかからない。その第一次的な原因として、森林の無秩序な開発や自然資源の違法的搾取が挙げられるが、その地域の人々の森林への積極的関与や森林維持活動への参加が薄らぐことも(無秩序な開発を助長するという点において)自然資源の荒廃を促進する要因にもなると考えられる。その結果、バイオマス燃料のための無秩序な資源開発(森林伐採によるプランテーション開発など)が一層進むことも危惧される。
本研修では、以下の2点を目的とする。
(1)マレーシア半島部で保存状態の良い熱帯林の伐採活動が続けられている地域およびその地域に住むオランアスリーとよばれる森と深い関わりを持ってきた人々を訪ねることにより,森林減少や劣化の実態を学習すること
(2)オランアスリー集落の人々が森からの生産物やエコシステムサービスとどのように関わっているのか,その現状と過去30年程度の変化についてインタビューなどによって学習する。
■韓国ソウル市における自然環境、歴史文化、産業、まちづくりの観光資源化の総合的研究
説明会:説明会の開催予定はありません。興味のある院生は、参加理由と、自分が調べたいテーマを書き揃えて申請して下さい(フォーマット自由・RM事務室まで提出してください)。
提出締切:5/7(金)17時。
代表教員:フンク・カロリン先生
実施予定:2009年9月後半 3泊4日(参加者の希望による)
調査実施場所:韓国ソウル市
募集人数:院生数名
目的・内容
韓国ソウル市は豊富な文化財と首都としての魅力を有し、国内からはもちろん、海外からも観光客が多く訪れています。しかし近年の都市観光は往来から「観光資源」として認められている文化財だけではなく、都市住民の生活、都市のなかに起こった悲劇、都市環境の創出など、普段「観光」で思い浮かばない場所を目的としている。アジアの先進都市でもあるソウル市の変化実態が、魅力のひとつであるとも思われ、都市の最新の発展が外部のまなざしの対象となる。本プロジェクトは、韓国ソウル市を事例に、都市の歴史、悲劇、産業、生活、環境が外部からの訪問者の注目を引き、観光資源化する課程を学際的な視点から明にすることを目指す。その中で、知識の伝達方法、つまり環境・歴史・都市構造についての専門的な知識をどのように訪問者に対して表現し、伝えるかということに特に注目する。
参加教員や学生の分野としては地理学、歴史学、都市社会学、経済学、自然環境、文化人類学が考えられる。「観光資源化」が始まり、または進んでいる都市の要因を調べ、各専門の視点からその背景を確認する。事前には資料、文献の分析から、現地では観察や聞き取り調査を通じて研究を進める。
■木質ペレットプロジェクト
説明会:下記日程で開催します。
【日時】4月22日(水曜日)18:00〜18:30
【場所】J204教室
※上記の時間に出席できない人は、佐藤先生へ連絡してください。
【連絡先】tel:082-424-6520, e-mail:staka@hiroshima-u.ac.jp ※メールアドレスの@は半角にしてください
代表教員:佐藤高晴先生
募集人数:5名程度
目的・内容
2009年度は、下記(1)と(2)の活動を行い、いろいろな地域の活動や、文系・理系の研究を連携・調整して21世紀の問題の解決に向けて具体的に貢献できる人材の育成を目指す。
(1)持続可能な社会に必要な新たな仕組みの一つと考えられる木質バイオマス、中でも木質ペレットを地域で普及させる課題に取り組む。
具体的には、国内研修実施やペレット普及小冊子の作製を行う。また、成果発表の場としてシンポジウムを企画し・その運営を行う。
(2)21世紀の環境に関わる問題の解決に大きな役割を持つ非営利組織(NPO)についての理解を深める。
ペレット先進地調査などの際に,実際に活動しているNPOの方から活動状況や課題などを聞くと共に、希望者はNPOが行うシンポジウムやスキルアップ講座などに参加しNPO活動への理解を深める。
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