講演会「再生可能エネルギー中心の社会へ -原発事故を踏まえて-」を開催します



和田武氏(日本環境学会会長・自然エネルギー市民の会代表)を迎えて、

下記講演会を開催します。参加費無料・事前申込不要です。

学内・学外を問わず、多くの方のご参加をお待ちしております 。



なお講演会後に懇親会を開催します。

参加を希望される方は、下記問合せ先まで事前にご連絡ください。





【演題】 再生可能エネルギー中心の社会へ -原発事故を踏まえて-

【講師】 和田 武 氏(日本環境学会会長・自然エネルギー市民の会代表)

【日時】 2012年2月21日(火)14:35~16:20

【場所】 広島大学東広島キャンパス総合科学研究科J306(J棟3階)

【主催】 広島大学大学院総合科学研究科資源エネルギー研究プロジェクト、文理融合型リサーチマネージャー養成プログラム

【ポスター】ポスター(PDF:215KB)





■講演内容

21世紀の人類の最重要課題として地球温暖化危機の回避があるが、日本がCO2削減のためとして推進してきた原発拡大は危険である。世界的にも国内的にも再生可能エネルギー資源は豊富であり、それを中心とする社会への転換は十分に可能である。市民主導で再生可能エネルギー普及に取り組めば、普及が促進されるとともに、将来性ある産業の発展、雇用の拡大、農村地域の自立的発展、エネルギー自給率の向上など、社会に多くの好影響をもたらす。これらのことを、普及が進むドイツやデンマーク等の具体的事例なども紹介しながら論じる。





■講師紹介



【講師略歴】

1941年和歌山市生まれ。

京都大学大学院工学研究科修士課程修了(工学博士)。

住友化学工業(株)中央研究所、愛知大学等を経て、1996年立命館大学産業社会学部・教授(2006年まで)。同特別招聘教授(2008年退職)



【研究テーマ 】

専門は、「環境保全論」「再生可能エネルギー論」。

最近は、日本、ドイツ、デンマーク、インドなどを中心に温暖化防止エネルギー対策、とくに市民参加による再生可能エネルギー(自然エネルギー)普及、普及政策、普及による社会的影響等について、現地調査を踏まえて研究している。

同時に、持続可能な社会への発展プロセスについても研究している。



【主な著書】

『拡大する世界の再生可能エネルギー』世界思想社 (2011年)

『脱原発、再生可能エネルギー中心の社会へ』あけび書房 (2011年)

『地球環境論』創元社 (2011年)

『地域資源を活かす温暖化対策』学芸出版(2011)

『環境と平和』 あけび書房 (2009年)

『飛躍するドイツの再生可能エネルギー』世界思想社教学社 (2008年)

『市民・地域が進める地球温暖化防止』学芸出版(2007年) など多数。





■お問合せ先


広島大学大学院総合科学研究科 佐藤高晴

TEL:082-424-6520

E-mail:staka「@」hiroshima-u.ac.jp  ※「@」は半角@に変換ください。

木質ペレットプロジェクト:http://home.hiroshima-u.ac.jp/wpp/


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