「言語と情報研究」プロジェクト第46回公開セミナーを開催します。



広島大学大学院総合科学研究科 21世紀プロジェクト

「言語と情報研究」プロジェクト




下記日程で「言語と情報研究」プロジェクト第46回公開セミナーを開催します。

(他)学部生、(他)大学院生、教員、どなたでも参加自由です (申し込み不要)。

多くの方のご参加をお待ちしております。





開催日時
:2013年12月6日(金)16:15~18:00

開催場所:広島大学大学院総合科学研究科J205(J棟2階)

演者:溝田 悟士 氏(広島大学大学院総合科学研究科研究員)

演題:「原作」と「改訂版」のテクスト言語学‐共観『福音書』問題から学ぶこと



概要:今回のセミナーでは、最近上梓した『学術選書メチェ「福音書」解読:「復活」物語の言語学』(講談社)を元に、キリストの「死と復活」の物語の「原作テクスト」と「改訂版テクスト」の間で「記述の違い」が生じた原因を中心にお話します。他の文学作品などの例も参照しながら、原作と映画・ドラマなどの間にある「違い」、作品中の語の配置による効果などの問題について、どんな「ことば」の分析ツールを用いればより普遍的な分析が出来るか、皆さんと考えたいと思います。現在のところ「登場人物の同一性」、「彼岸の表現手法としての可能世界」、「同義語の解釈問題」、「テクストに基づく史実再現の困難性」などについてお話しする予定。キリスト教研究、言語学だけに限らず、歴史学、認識論、死生学などの他領域の方々にも興味あるお話を提供できると思います。



チラシPDFファイル(278KB)

お問合せ先

広島大学大学院総合科学研究科 安仁屋宗正

E-mail:aniya「a」hiroshima-u.ac.jp  ※「a」は@に変換ください。

溝田悟士(2013)『「福音書」解読‐「復活」物語の言語学‐』講談社(講談社選書メチエ)

溝田悟士(2013)『「福音書」解読‐「復活」物語の言語学‐』講談社(講談社選書メチエ)









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