テーマ
社会課題を"データ"で解く ― DX時代の知と実践
昨今のDX・AI(生成AI)をめぐる動向から設定。
登壇者
申込定員は100名に対し 81人 の参加を頂きました。
- 松井 加奈絵 様(エクスポリス株式会社 代表取締役社長/東京電機大学 准教授)
- 竹下 亮 様(医療法人社団 健美会)
- 藤本 勝己 様(アイエーアイ株式会社 代表取締役社長/一般社団法人Hiroshima Web3協会 理事)
開会挨拶
鈴木喜久プログラム長 より、本年4月に設置した「ソーシャルデータサイエンスプログラム」の狙いとして以下が示されました。
- 技術(AI・データサイエンス)を現場のニーズや業務に結びつける"橋渡し"人材の重要性
- 本日の講演は、DXからデータサイエンスを現場に導入した具体例として、まず一歩踏み出すことの大切さを共有
講演内容
松井 加奈絵 様
ローカルデータを集め、整備し、活用へつなげる視点を紹介(現状→具体例→留意点→示唆)。
- 現状:地域データは収集・蓄積の段階に留まりがち
- 具体例:避難所データとハザード情報の重ね合わせ、駐車場のリアルタイム可視化・予測、呉市のデータプラットフォーム
- 留意点:データ更新・共有の仕組み(API等)とユースケース提示の重要性
- 示唆:オープン化と活用の循環が地域の意思決定やレジリエンスを支える
竹下 亮 様
小規模地域ビジネスでもデータ利活用は可能であることを解説(課題→解決アプローチ→事例→実践要諦)。
- 課題:コロナ禍や人材不足、集客停滞など
- 解決アプローチ:仮説を立て「データ→ファクト→ロジック」で検証し行動へ落とす。フレームワークや文章構造化(ピラミッド原則)を活用、生成AIで"視点の外注"も行う
- 事例:地域住民の年齢分布(オープンデータ)と自社顧客データを比較し、未獲得層を特定してWebマーケティング施策に結びつけた
- 実践要諦:まずは身近な数字化から始め、個人情報は取り除く/ローカル環境を検討する等の配慮をする
藤本 勝己 様
AI・DXの最新動向と各地の実践事例、導入ステップや人材・組織面の要点、倫理・個人情報等の留意点が幅広く共有され、明日から試せる一歩を促すメッセージで締めくくられました。
質疑応答
データプラットフォームの利用方法、生成AIの選び方、DXを始める際の第一歩、個人情報の取り扱い、AI活用のメリットとデメリットなどについて活発な意見交換が行われました。
まとめ
データやAIは特別な専門家だけのものではなく、現場や地域の課題に向き合うための「身近な道具」であることが改めて共有されました。小さなデータ化や一歩の実践からでも変化は始められるというメッセージが印象的でした。

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