2011(平成23)年8月8・9日の2日間,広島大学では学部入学希望者向けに全学でオープンキャンパスが開催されました。
工学部第4類では各日とも,最初に全体紹介(ガイダンス)が行われた後,社会基盤環境工学,輸送機器環境工学,建築の各教育プログラム(課程)に関連する教育・研究施設が公開されました。
このうち,当輸送・環境システム教室(輸送機器環境工学プログラム)では,工G3棟(「広大東口」バス停の背後に広がる試験水槽)にて下記のイベントを開催しました。教員と研究室の学生(大学院生や4年生)が,教育・研究・キャンパスライフについて紹介を行いました。
(1) 大きな水槽,見せます! → 広島大学試験水槽のHP
船舶や海洋構造物を対象に,推進性能・耐航性能・操縦性能に関するさまざまな試験が行える,「試験水槽」の施設全体を公開しました。
水槽試験に使用する船舶模型の他,水面上を高速飛行する地面効果翼機(WIG)のラジコン模型も紹介されました。
(2) ペーパーバイク実演 → Paper Vehicle ProjectのHP / レース実況(2010年度広島大学公開授業動画より)
3年次に履修する「創成型プロジェクト」授業の1つに,厚紙と紙パイプを材料にした人力の乗り物の設計・製作を行う授業があります。
この授業で行う,有限要素法(FEM)を用いた構造解析による設計の概要と,人が乗っても壊れない過去の製作物が紹介されました。
オープンキャンパスが開催されたこの2日間は,広島大学に興味を持った多数の参加者でキャンパス内が賑わいました(オープンキャンパス当日におけるプログラム等の詳細は,工学部第4類オープンキャンパス情報を御覧下さい)。