武漢理工大学交通学院と部局間国際交流協定を締結しました。

2019年1月17日、中国 武漢理工大学交通学院海洋工程系の裴志勇副教授が広島大学大学院工学研究科を訪問され、輸送・環境システム専攻 海上輸送システム研究室 安川教授とともに研究科長室で行われた部局間国際交流協定の調印式に参加しました。裴志勇副教授は2005年9月に同専攻 構造システム研究室で博士 (工学) を取得し、日本の造船会社に勤務後、武漢理工大学の副教授として活躍されています。これまで研究室単位での研究交流を行ってきましたが、より活発な共同研究活動を行うため部局間での国際交流協定を締結するに至りました。調印式では、現在の研究交流の内容や今後の交流について意見交換を行った後、協定書への署名が行われました。以下は調印式での一コマです。

調印式の様子

その後、学士会館のレストランに場所を移し、武漢市の経済発展状況や今後の研究交流予定など和やかな雰囲気のもと懇談が行われました。武漢市は長江の中流域に位置する中国中部の大都市で、近年、経済発展が目覚ましい地域にあります。武漢理工大学では河川を利用した貨物輸送に関する大きなプロジェクトが始まっており、新しい船舶開発や河川輸送に関する研究が活発化しています。それらのプロジェクトや国際共同研究を通して、広島大学と武漢理工大学の船舶海洋工学に関する研究活動が活発化することを期待したいと思います。

昼食会の様子

 

<お問い合わせ先>

大学院工学研究科 輸送・環境システム専攻 海上輸送システム研究室 教授 安川 宏紀

http://naoe.hiroshima-u.ac.jp/3koza/index_j.html

大学院工学研究科 輸送・環境システム専攻 構造システム研究室 准教授 田中 智行

http://naoe.hiroshima-u.ac.jp/1koza/index_j.html


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