Times Higher Education サステナビリティインパクトレーティング(旧インパクトランキング)

  国連が掲げているSDGs(持続可能な開発目標)の枠組みを用いて、大学の社会貢献の取り組みを可視化するものです。2019年に「THEインパクトランキング」として始まり、8回目となる2026年から「THEサステナビリティ・インパクト・レーティング」に名称を変更しました。
 必須のSDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)に加え、SDG1~SDG16(選択)のうち3つ以上のSDGについて大学がデータを提出し、そのうち上位3つのSDG項目のスコアと組み合わせて総合順位が決定されます。

 THEインパクトランキング公式サイト

THEサステナビリティ・インパクト・レーティング2026結果概要

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 イギリスの高等教育専門誌Times Higher Educationが2026年6月24日、「THEサステナビリティ・インパクト・レーティング(旧インパクトランキング)2026」(※)を発表しました。

 広島大学は、総合ランキングで世界77位(1,603大学中)、国内2位(30大学中)にランクインしました。本学が総合ランキングで世界トップ100にランクインしたのは今回が初めてです。これまでも、6年連続で101-200位という高い水準を維持してきましたが、地道な取り組みを積み重ねた結果、今回、世界トップ100入りを果たしました。かねてより本学が掲げてきた世界トップ100という目標を達成することができました。

 SDGs項目別ランキングでは、国内大学最多タイとなる7項目が世界トップ100に、そのうち5項目が世界トップ50にランクインしました。さらに、国内順位としては、3項目で単独1位を獲得しました。該当項目は以下のとおりです。

項目

世界順位

国内順位

SDG1 貧困をなくそう 36位 1位
SDG2 飢餓をゼロに 46位  
SDG3 すべての人に健康と福祉を =96位  
SDG8 働きがいも経済成長も 201-300位 1位
SDG9 産業と技術革新の基盤をつくろう 49位  
SDG10 人や国の不平等をなくそう 201-300位 1位
SDG11 住み続けられるまちづくりを =99位  
SDG15 陸の豊かさも守ろう 37位  
SDG17 パートナーシップで目標を達成しよう 42位  

 今回の成果は、本学が推進するカーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0の取り組みをはじめ、2030年のSDGs達成に向けて、世界への貢献を着実に積み重ねてきた結果であると認識しています。特に近年はこれらの取り組みを積極的に社会に発信し、その成果や知見の共有を図ってきたことが、今回の評価につながったものと考えます。

 総合ランキングで使用された項目はSDG1「貧困をなくそう」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、15「陸の豊かさも守ろう」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」の4項目です。

SDGsアイコン画像

 SDG1「貧困をなくそう」では、本学が共同研究や政策提言、能力開発を通じて、地方、地域、国内、世界レベルでの貧困対策に貢献していることが、またSDG9「産業と技術革新の基盤をつくろう」では、産業界からの研究資金の受入増加や、大学発ベンチャーの創出実績が評価につながったと考えられます。SDG15「陸の豊かさも守ろう」は、環境省「自然共生サイト」への認定を含む生物多様性保全の取り組みや、11月に開館20周年を迎える総合博物館の活動などに加えて、このSDGに関連する研究のポイントも上昇しており、研究面でもSDGs達成に向けた本学の活動が評価されています。SDG 17「パートナーシップで目標を達成しよう」では、平和で持続可能な未来に向けたパートナーシップ構築を目指す「NERPS国際学術会議 (NERPS Conference)」の取り組みなどが高く評価されました。

 本学は、新しい平和科学の理念である「持続可能な発展を導く科学」を実践する世界トップクラスの教育研究拠点を構築し、多様性を育む自由で平和な国際社会の実現に貢献する「平和を希求しチャレンジする国際的教養人」を育成してきました。今後も2030年のSDGs達成、さらにはその先の平和で持続可能な世界を実現するため、世界からその貢献が見える広島大学を目指し、活動を積み重ねてまいります。

(※)THEサステナビリティ・インパクト・レーティング
イギリスの高等教育専門誌Times Higher Educationは、大学の総合力を可視化する「THE世界大学ランキング」をはじめ、地域別や分野別などさまざまな切り口で大学を評価するランキングを展開している。その一つである「THEサステナビリティ・インパクト・レーティング」は、国連のSDGsの枠組みを用いて、大学の社会貢献の取り組みを可視化するランキング。2019年に「THEインパクトランキング」として開始され、2026年からは「THEサステナビリティ・インパクト・レーティング」に名称を変更。8回目の今回は、世界1,603大学が総合ランキングの対象となった。総合ランキングは、必須のSDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)と、SDG1~SDG16のうち上位3つのSDGs項目のスコアを組み合わせて算出される。

NERPSロゴ画像
広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)(外部サイトへ移動します)

広島大学におけるSDGsの取組に関する情報を集約し、ホームページやレポートを通じて社会に発信しています。

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THEインパクトランキング2024結果概要

 2024年6月に、THEインパクトランキング2024が発表されました。125の国・地域から2,152大学がランクインし、本学はSDGs項目別ランキングにおいて国内大学で最多の7項目が世界100位以内にランクインしました。

 総合ランキングの世界順位は101-200位(1,963大学中)で、他の3大学と並んで国内3位となりました。今回で3年連続国内3位となり、先導的な大学改革とSDGs達成へ向けた全学的な取り組みとの相乗効果を図り、教育・研究・社会貢献において多様な取り組みを継続していることが、今回の高評価につながりました。

 SDG別では、本学は特にSDG17、SDG11、SDG13(いずれも国内単独1位)、SDG12、SDG10、SDG4(いずれも国内1位タイ)において高く評価されています。
 中でもSDG13(気候変動に具体的な対策を)は国内で唯一、本学だけが世界100位以内にランクインしました。

 本学はSDGs17項目のすべてにエントリーしており、幅広い分野でSDGs達成に向けて取り組んでいます。

 

評価項目

 国内1位、国内1位タイとなった各3項目は以下のとおりです。

SDG17(パートナーシップで目標を達成しよう) 世界45位(2,031大学中) 国内単独1位(77大学中)
SDG11(住み続けられるまちづくりを) 世界51位(1,026大学中) 国内単独1位(56大学中)
SDG13(気候変動に具体的な対策を) 世界54位(924大学中) 国内単独1位(42大学中)
SDG12(つくる責任 つかう責任) 世界101-200位(825大学中) 国内1位タイ(47大学中)
SDG10(人や国の不平等をなくそう) 世界201-300位(1,108大学中) 国内1位タイ(39大学中)
SDG4(質の高い教育をみんなに) 世界401-600位(1,681大学中) 国内1位タイ(52大学中)


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