(2021.8.30) 課外活動における新型コロナウイルス感染症対策(レベル2対応)に係る注意事項について

令和3年8月30日

 

課外活動における新型コロナウイルス感染症対策(レベル2対応)に係る注意事項について
 

副学長(学生支援担当)
岩 永   誠

 

 新型コロナウイルス感染症は全国的にこれまでにない感染爆発が起きている中,広島県においては8月27 日から9月12日まで,緊急事態措置を実施することが決定され,これに合わせ本学では「行動指針レベル1.5」を「行動指針レベル2」へ変更します。
 感染者が増えつつある中,他大学においては,課外活動におけるクラスターが複数発生しており,課外活動を停止している大学もあります。
 課外活動を継続するためにも,ワクチン接種後であっても,感染防止対策を行うと共に,これまで以上にマスクの着用や「三つの密(密閉・密集・密接)」の回避の徹底などを行い,クラスターの発生防止に努める必要があります。そのため,課外活動を行う上で以下の注意事項を厳守してください。

【感染予防】
 ・必ずマスク着用をすること。ただし,熱中症予防に気を付けること。(活動時の水分補給や適宜マスクを外すなど,熱中症への対応を優先すること。)
 ・流水と石鹸による手洗い,アルコール消毒を徹底すること。
 ・「三つの密(密閉・密集・密接)」の回避を徹底すること。

【活動場所】
 ・県外での課外活動は原則禁止とする。
 ・県内においての宿泊を伴う活動は原則不可とする。

 ・活動は原則として予め大学に申請し許可された学内施設とする。(許可されていない場所での活動が発覚したサークルは活動中止とする。)
 ・学外施設を利用する場合,大学へ申請し許可された施設のみとする。その際施設の利用規則及び感染防止ガイドライン等に従い,適切に利用すること。

【活動時間及び人数の制限】
 ・大学へ申請し許可された必要最小限の時間で活動すること。活動目的以外のことは行わず,活動後は複数人で会食することなどがないよう速やかに帰宅すること。
 ・20時以降の課外活動は禁止する。
 ・必要最低限の参加者数(少人数パート分け)で活動し,活動場所の広さや環境に応じて,参加人数を制限すること。

   課外活動再開のために必要な書類

【課外活動における公式大会参加等の取扱い】
 ・既に許可されている大会やイベントは,特段の状況変化がない限り認める。

《参加可能大会》
 ・大学生を対象とした連盟等が主催する大会であること。
 ・インカレ,日本選手権等の大会,全国レベルの演奏会もしくはこれらの予選については,個別に審査を行う。
 ・大会主催者が連盟等のガイドラインをもとに独自の安全対策を設定し,これが実施される体制を具体的に示していること。

《大会参加における注意》
 ・試合に参加するには,試合日前日から3日以内にPCR検査を受けて陰性が確認されることが条件である。
 ・大会に参加する人数を制限する(種目による)
 ・部員の移動手段に感染予防の対策が取られていること(公共交通機関の利用も可)
 ・大会中の行動記録,健康観察(大会前2週間,大会後5日間)も提出すること。提出がない場合は,それ以降の大会参加を認めない。
 ・宿泊を伴う試合には,必ず引率者(大学に登録されている顧問又は指導者)がつくこと。また,宿泊施設での感染予防対策(複数人での会食・部屋を訪問しての会話等を行わない)を遵守すること。
 ・引率者は,学生に対し,責任をもって感染対策に関わる注意事項を遵守させること。

《自宅待機等》
 ・広島県外の緊急事態措置実施区域又はまん延防止等重点措置実施区域以外での大会に参加する場合は,原則として自宅待機は不要とする。
 ・広島県外の緊急事態措置実施区域又はまん延防止等重点措置実施区域での大会に参加する場合は,広島県へ帰広(移動)した日及び帰広(移動)した日の翌日から14日間自宅待機すること。(計15日間自宅待機)
  ただし,体調に問題がなく,帰広(移動)した日及び帰広(移動)した日の翌日から5日間自宅待機(計6日間自宅待機)の後,PCR検査を受けて陰性だった場合は,自宅待機を解除できることとする。
  また,以下の内容を全て満たす場合は,帰広(移動)後の待機期間を解除できることとする。

  イ 2回目のワクチン接種後2週間を経過していること
  ロ 当該区域での5人以上の会食は行わず,感染対策に努めていること
  ハ 体調に問題がなく,帰広(移動)した日から6日間経過後,PCR検査を受けることを承諾していること

・以下の行動を守ること

  イ 当該区域での会食は行わず,自身の行動に自覚を持ち,感染対策に努めていること
  ロ 他大学との接触は試合のみとすること

 ・対戦した選手・チームが広島県外の緊急事態措置実施区域又はまん延防止等重点措置実施区域の団体である場合は,《自宅待機等》の取り扱いと同様に取り扱う。

 上記のことを踏まえ,公式大会等へ参加する場合は,移動の3週間前までに下記の書類を学生生活支援グループへ提出すること。(申請は,各団体の大会への参加申し込みまでに申請すること。参加料等は,参加許可がなされない場合も想定して,各団体で対応すること。)

《提出書類》
 ・課外活動公式戦参加申請書(Microsoft Forms
 ・参加者名簿
 ・大会主催者が感染予防の対策をとっていることが確認できる書類(大会HPのURL・大会要綱・大会パンフレット・大会ガイドライン等)
 ・移動時と大会中の行動記録(大会参加後に提出,新型コロナウイルス感染があった場合,接触者の特定に必要なため)

   課外活動再開許可後の公式大会等への参加について

【その他】
 ・感染リスクの高い活動,合宿・遠征・他校との練習試合,集団での会食は不可とします。
 ・上記の注意事項が遵守できていない場合には,直ちにその団体の活動を停止させることがありますので,十分に留意してください。
 ・課外活動における公式大会等への参加については,その後の自宅待機も含めて,事前に条件として各団体が了承の上で参加していることを踏まえ,この場合の対面授業・試験等の欠席については,新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う授業等欠席の配慮対象とはなりません。
 ・今後コロナウイルスの感染状況により,課外活動の方針が変更される場合がありますので,最新の方針に則って活動するようにしてください。

<参考>

 自費でPCRを受検できる医療機関(厚生労働省HP「自費検査を提供する検査機関一覧」)

 広島県内でのPCR検査を受検できる場所(広島県HP「PCRセンターの全県展開について」)

 

【お問い合わせ先】

広島大学教育室教育部 学生生活支援グループ

E-mail: gakusei-group*office.hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)


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