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[研究成果] 大強度電子ビームの超伝導加速を実現(栗木雅夫教授) ―高輝度X線の発生と医療診断応用等に道を拓く―



本研究科量子物質科学専攻の栗木 雅夫教授が参加しているプロジェクト(高エネルギー加速器研究機構(KEK)東京大学、日本原子力研究開発機構、広島大学、早稲田大学、日立ハイテクノロジーズ)は、このたび、最先端の光高周波電子銃と超伝導加速空洞を用いた電子線形加速器により、20 MV/m以上の高電界による大強度電子ビームの加速に成功しました。

 今回、日本初の高電界超伝導電子線形加速を実現したことにより、従来は50 m50 m程度だった高輝度光子(X線)ビーム源を10mm程度まで小型化することが可能となり、将来的には病院等に設置して、高度医療診断等への利用に道を拓くものと期待されます。

【お問い合わせ先】

広島大学大学院先端物質科学研究科

教授 栗木雅夫

TEL 082-424-7035

E-mail
mkurikiAThiroshima-u.ac.jp

※(AT)は@に置き換えてください。


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