中国・重慶市の高校生が先端研を訪問しました

 平成30年12月13日に、中国・重慶市の高校生10名が、(公財)ひろしま国際センターが実施する「日本・アジア青少年サイエンスプラン交流事業(さくらサイエンスプラン)重慶市高校生受入プログラム」の一環として先端物質科学研究科を訪問しました。

 一行は、まず先端物質科学研究科長 加藤純一教授から研究科の紹介を受け、その後二班に分かれて研究室の見学をしました。見学した研究室は分子生命機能科学専攻の青井議輝准教授と舟橋久景准教授の2研究室です。両先生ともにスライドを用いた英語による研究内容の説明と実験室での実演を準備してくださっており、生徒たちは英語で質問をしたり、実際にバクテリアや細胞を顕微鏡で見たりして見聞を深めていました。

 見学後は、加藤教授の研究室に所属している中国人留学生で博士課程後期1年の羅さんを含めて意見交換会を行いました。見学した2つの研究室に関することや、「入試は中国と日本のどちらが難しいのか」等、これから大学進学を考えていく高校生らしい質問もあり、羅さんの通訳があって中国語で話せたことも手伝って終始なごやかな雰囲気でたくさんの質問、意見が飛び交いました。

 先端物質科学研究科では、国内外を問わず、中学生や高校生の研究室訪問を積極的に受け入れ、これからの科学技術を支えていく人材の育成に貢献していきたいと思っています。

 

加藤研究科長による研究科概要説明

加藤研究科長による研究科概要説明。SFと研究、実は関係があるのです。

青井准教授から研究について説明を受けています。

青井准教授から研究について説明を受けています。

舟橋研究室の実験室見学の様子

舟橋研究室の実験室見学の様子。先生にも積極的に質問していました。

意見交換会の様子

意見交換会の様子

記念撮影

記念撮影


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