四肢外傷再建学

大饗 和憲 寄附講座教授

【研究キーワード】
四肢外傷、脊椎・骨盤外傷、骨軟部組織感染症

【最近のハイライト】
本講座は広島の外傷治療の発展に貢献することを目的として2020年4月1日に開設されました。5つの病院と1つの企業からの寄附により開設され、本講座を拠点として四肢外傷治療に関わる人材育成、新しい治療法の開発を行い、重度四肢外傷治療の集約化も進めて参ります。

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【教育内容】
 四肢外傷治療に精通した整形外科医を育成するために、国内・海外の外傷センターでの研修プログラムを用意しています。本講座に所属し専門的な知識・技術を習得した外傷整形外科医が広島県内で活動を行うことで、広島の四肢外傷治療のレベルアップを目指します。また、四肢外傷に精通した看護師や救急救命士の育成も各種研修会や院内研修を通して行い、「防ぎえた外傷後遺障害」をゼロにすべくすすめて参ります。

【研究内容】
①切断四肢・血管損傷を伴った重度開放骨折に対する補助循環装置を用いた四肢温存法の開発
②骨折関連の骨軟部組織感染症の診断法と治療法の確立
③自己免疫を利用した慢性骨軟部組織感染症の診断と治療法の開発
④骨接合術における新規デバイスの開発
➄重度四肢外傷の集約化による早期治療介入が機能予後に与える影響の検討


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