できることは無限だと信じてください

本学大学院人間社会科学研究科人文学プログラムへの進学が決まったErrazola Mora Sofíaさん(欧米文学語学・言語学コース 言語学)の声をお届けします。

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広島大学文学部を進学先に選んだ理由を教えてください。

 広島大学文学部の3年次編入学試験を受験した時に、専門学校で日英通訳翻訳を学んでいました。来日するために母国の大学を休学したことがあったので、言語学の勉強を再開したいと考えていました。国立大学の中で、広島大学の言語学研究室が特に充実していると感じました。なぜなら、日本語学だけではなく、世界の様々な言語の研究が行われているからです。さらに、対照言語学に関心を持ち始めて、日西対照言語学ができる欧米文学語学・言語学コースを志望しました。

文学部ではどんなことを学びましたか。

 文学部で一般言語学および歴史言語学という言語学分野について学びました。また、言語学的・語学的に諸言語を学習することもできました。欧米文学語学言語学に所属しているため、英語圏の文学を探ることもでき、フランス語学・文学を学ぶ機会もありました。ラテン語のような古典言語も3年生の時に学習できて、現代ロマンス語を学習する時には非常に有益だと感じています。

大学院に進学することを決めた理由を教えてください。

 大学院に進学することを決めた理由は、卒業論文のテーマをより深く調べていきたいからです。編入生として履修しないといけない科目が多く、卒業論文の執筆に十分に時間を捧げることができなかったと感じています。また、将来は研究者を目指しているため、博士課程後期を修了するまで勉強し続けていきたいと思っています。

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大学院入試に向けてどのように取り組みましたか。

 大学院入試は口頭面接だと知った時に、編入学試験の面接を思い出しながらどのような質問がされるかを想定し、どのように答えればいいと考えました。留学生として特に難しいのは、面接の時に緊張すれば日本語での専門用語を忘れることが多いということです。日本人学生でも緊張のあまり言葉が出ないということがあるかもしれないので、分野に関係する必要な用語を事前に復習するほうがいいと思っています。

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大学院進学に向けた抱負や今後の野望(将来の夢)について教えてください。

 大学院進学後、真剣に研究に取り組んでいきたいと思っています。修士論文を書くだけでなく、学部生として経験しなかったこともやりたいです。例えば、国内の学会に行ったり、研究論文を書いたり、できれば論文を公開することを目指したいです。また、イベントや学会を通じて海外のロマンス語研究者と交流するのは今後の野望です。

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これから就職活動又は大学院入試に向けて準備を始める後輩へメッセージをお願いします。

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