大学全体を対象とした支援の一例を紹介します。詳細は、「もみじ(学生情報の森)」をご参照ください。
高等教育の修学支援新制度(給付奨学金+入学料・授業料減免)
文部科学省によるこの新しい制度は、以下の支援により、意欲ある学生のみなさんの「学び」を支援するものです。
- 授業料・入学金の免除または減額(授業料等減免)
- 給付型奨学金の支給
支援の対象者は、
- 世帯収入や資産の要件を満たしていること
- 進学先で学ぶ意欲がある学生であること
の2つの要件を満たす学生全員です。詳しくは、「高等教育の修学支援新制度の概要」(文部科学省HP)をご参照ください。
※令和7年度からの多子世帯の大学等の授業料等無償化は、本制度により実施されます。
広島大学フェニックス奨学制度
学力が優秀でありながら経済的理由により大学進学が困難な者を支援するための、本学独自の奨学制度です。
支援内容
入学料全額免除、在学中の授業料全額免除 および 奨学金給付(毎月額10万円)
対象
学力が優秀でありながら経済的理由により進学が困難な方で、次のいずれかの入試の志願者のうち、選考基準を満たす方
- 広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅱ型
- 一般選抜(前期日程・後期日程) ※文学部関連のみ掲載
申請にあたっては、学生生活支援グループ(フェニックス奨学制度担当)への電話受付(12月中旬~)が必要です。
広島大学未来応援HIZUKI奨学生制度
広島県内の児童養護施設等出身者で、本学で学ぶ意欲がありながら経済的理由により大学進学が困難な人を支援する本学独自の奨学制度です。
支援内容
入学時の修学準備金給付(30万円)、奨学金給付(毎月額2万円、6月及び12月は2.5万円)および広島大学池の上学生宿舎(東広島市)に入居する場合は、その寄宿料及び共通経費免除
対象
明確な目的意識をもって広島大学で学ぶ意欲がありながら、経済的な理由により進学が困難な方で、次の要件を満たす方
- 申請時点において、広島県内の児童養護施設、児童心理治療施設 、児童自立支援施設、自立援助ホーム、ファミリーホーム又は里親家庭のいずれかで生活する高等学校3年生であること
- 児童養護施設等の長(ファミリーホーム及び里親家庭にあっては、養育者)の推薦を受けること
申請にあたっては、学生生活支援グループ(未来応援HIZUKI奨学制度担当)への電話受付(12月上旬~)が必要です。
広島大学光り輝く奨学制度
人物及び学力が優秀でありながら経済的理由により経済的に困窮している学生を支援するための、本学独自の奨学制度です。
支援内容
在学中(3年次以降)の授業料全額免除 および 奨学金給付(毎月額10万円)
対象
申請時に学部2年次生で、人物及び学力が優秀でありながら経済的に困窮しており、選考基準を満たす者。
申請時期
学部2年次1月
奨学金
(日本学生支援機構・民間・地方公共団体)
学業成績が優れ、かつ、健康であって、経済的理由により修学に困難があると認められる者については、選考のうえ、奨学金を貸与又は給付する制度があります。