「好き」を自分の専門に

長崎県出身の村山 昊太郎さん(日本・中国文学語学コース 日本文学語学分野)の声をお届けします。

広島大学文学部を受験しようと思った理由は何ですか。

 高校生の時から国語と日本史が好きで、どちらかの勉強をやりたいと思っていましたが、受験の時は決めきれていませんでした。そこで、広島大学文学部では2年生になる時に分野を選択するため、自分がやりたい勉強を検討する時間がゆっくりとれると思い、受験しました。実際に1年生の間に先輩の話を聞いたり興味がある入門科目を受けてみたりして考えることができたので、良かったと思っています。

広島大学や大学生活の第一印象はどうでしたか。

 最初はとにかく広いと思いました。講義棟もたくさんあるので、しばらくは授業が行われる教室を探すのに苦労した覚えがあります。今でも文学部棟以外はよく分かっていないです。また、地元の長崎では自転車をあまり見ないので、朝の自転車ラッシュに驚きました。

現在どんなことを勉強していますか。

 日本文学語学を専攻しており、2年生の間は古代中世、近世、近代、現代という幅広い年代の文学に加えて日本語学を学びます。私は特に古典に興味があるので、3年生でのゼミ配属では平安文学研究会に入りたいと考えています。初めは読めなかったくずし字も、2年生の前期が終わるころにはかなり読めるようになりました。

写真1

広島大学での学生生活について教えてください。

 一年生の時に車の免許をとり、最近は運転が楽しいです。広島大学の近辺にカーシェアがあるので、勉強の気分転換に1時間だけドライブに行ったり、友人とご飯を食べにいったりするのに利用しています。サークルは写真部に入っており、月に一回ほど出かけて写真を撮っています。また、長期休みには毎回一人旅をします。大学生の夏休みや春休みは長いので、普段のアルバイトでお金を貯めて、行った事の無い場所へ行ってみたり、京都で源氏物語に関する場所を巡ったりして楽しく過ごしています。

写真2

広島大学文学部に入学してよかったこと、驚いたこと、衝撃を受けたことなどについて教えてください。

 最初は知らない人ばかりの状況で緊張していたのですが、入学してすぐに始まるオリキャンに助けられました。同じオリキャンのメンバーとは今でも仲が良く、大切な思い出です。また、1年生の時にいくつか選んで受ける「分野別授業」で日本文学の講義を受け、その時に先生と縁ができて研究会にお邪魔させていただいています。1年生から研究会やワークショップに参加できたことで古典を学びたいという気持ちが強まり、現在勉強がとっても楽しいです。

写真3

将来の夢は何ですか。

 将来の夢はまだ決まっていないのですが、中学・高校国語の教職の授業を履修しており、教員免許を取得する予定です。教員になる道も視野に入れつつ、仮に将来文学とは関係のない職に就くとしても、今はとにかく好きな文学を勉強したいという思いが強いです。

広島大学文学部を目指す受験生へメッセージをお願いします。

メッセージ


up