（教育研究分野：欧米文学語学・言語学分野）

当分野は、語学研究と文学研究の両面から、ドイツ語圏の言語と文学を対象にした学問研究を行なっています。

語学の分野では、主にコンピュータ上に蓄積された多種多様なドイツ語データを元にして、定量的観点からドイツ語の使用傾向を抽出することで、ドイツ語研究の様々な課題を捉え直す研究を行なっています。

文学の分野では、ドイツ語で書かれた中世、近代、現代の文学作品の原典を読み、その特性と問題性を探りつつ解釈を行なう作品研究や、作家研究、演劇研究、現代文芸批評などを中心に研究が進められます。

当分野は、ドイツ語圏ゲルマニストの国際共同研究やセミナーを積極的に推進し、国際的な研究レベルの向上に努力しています。大学院生のドイツ語圏諸国への留学も盛んに行なわれています。