メールマガジン No.111(2022年9月号)
リテラ友の会 メールマガジン No.111(2022年9月号) 2022/9
□□目次□□
1.広島大学オープンキャンパス2022報告
2.文学部ニュース
3.広報委員会より
1.広島大学オープンキャンパス2022報告
今年度のオープンキャンパスは,2020,2021年度に引き続きコロナ禍ということで様々な制限がありつつも,オンラインと併用し3年ぶりの現地型で開催いたしました。感染症対策のため完全予約制となりましたが,定員超過するほどたくさんのご応募をいただき,約200名の方にご来場いただきました。残念ながらご参加いただけなかった皆様には申し訳ありませんでした。
当日は, 16分野の研究室公開,教員・学生による個別相談会を参加者が自由に回っていく形式をとり,学部全体の説明会など,従来参加者全員を会場に集めて行っていたプログラムについては密を避けるためビデオコンテンツとしました。
感染症だけでなく熱中症も心配される炎天下でしたが,体調不良者が出ることもなく,無事に終えることができました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。来年度こそはコロナが収束し,より多くの皆様に自由にお越しいただけるオープンキャンパスとなることを願っております。
当日の個別相談対応およびオンラインコンテンツの作成にご協力いただいた学生さんに感想を寄せていただきましたので,ご紹介します。
オープンキャンパスでの個別対応/動画作成に関して【哲学・思想文化学コース インド哲学・仏教学分野 若松すみれ】
高校生との対話や動画作成を通じて初心を思い返すと共に、大学進学や文学部での学びなどを自身のキャリアについて振り返える貴重な時間であったと感じました。
まず動画作成に関しては、哲学・思想文化学コースの友人たちにコース説明の協力を仰ぎ、稚拙ながら動画撮影を初心者の私が担当しました。編集をしながら他分野での学びにワクワクしたり、撮影中には改めて今自分が学んでいることをわかりやすく表現することの難しさを感じたりしました。また、人文学研究がないがしろにされがちな世論の中で、現在の高校生に自分のコースが魅力的に映るのかという不安もありました。
しかし、オープンキャンパス当日には予想した数以上の高校生が研究室見学に参加しており、不安は少し解消されたと感じます。学生の個別対応では文学部での学びに関する質問に加えて、どんな大学生活を送りたいのか、進学後のキャリア、受験勉強やモチベーション維持の方法など、様々な観点から高校生と対面で話すことができました。私の経験談を交えつつも、本人がどうしたいのか、自身で話してもらうことを意識して対応を行いました。
感染症対策をしながらの開催のなか、以前ほどの賑わいが戻ることは叶いませんでしたが、その分一人ひとりの学生とどんな学びをしたいのか、文学部で何を得たいのかについて問いかけ、答えを引き出すことができたのではないかと考えています。
教員による個別相談会の様子
学生による個別相談会の様子
研究室公開の様子①
研究室公開の様子②
2.文学部ニュース
〇2022年度地理科学学会シンポジウムを開催します。【2022/11/6開催】
詳細はこちらからご覧いただけます。
3.広報委員会より
【広報委員会委員 陳 翀】
ふっと気づいたら、家に飼っている亀君が、この二三日の間に、すっかり食欲を落としていた。いよいよ秋も深まってきたかな、そろそろ冬支度をしないといけないなと思いつつも、なかなかタンスを開く気にならなかった。
どこかで読んだ蟻の話のことだが、蟻の集団の中に常に二割程度の働かない蟻がいて、しかも、その働かないことこそ、高効率で回転する蟻社会を維持するのに欠かせない行為である!私もいつか働かない蟻になれれば……、あるいは愛しい亀君と一緒に、冬眠に入れれば……
今号ではオープンキャンパスの報告を中心に構成いたしました。執筆してくださった若松すみれさんに、感謝を申し上げます。
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