【研究キーワード】
味覚、摂食、必須脂肪酸、唾液分泌、嚢胞性線維症
【最近のハイライト】
酒寄助教の「妊娠中に母親が食べる油(脂質)の種類が子の食嗜好に影響する機構」の論文がCommun Biol誌に掲載されました。味覚情報を伝える神経経路を可視化するマウスを作製し、そのマウスを用いて甘味と苦味情報が脳内で識別・認知される機構や、甘味や苦味刺激により対照的な行動・情動反応が惹起される機構を分子・細胞・システムレベルで解明することを目指しています。グラミシジン穿孔パッチクランプ法を唾液腺細胞の陰イオン輸送の解析に適用し、唾液腺における水輸送の駆動力となる陰イオン分泌を細胞単位、実時間で測定する方法を確立し、イオン・水分泌制御機構を解明しています。