口腔保健疫学

内藤 真理子 教授

【研究キーワード】
口腔保健、生活習慣病、遺伝子環境交互作用、摂食嚥下障害、口腔内知覚、QOL/PRO

【最近のハイライト】
厚生労働省の助成を受けて、2019年7月に本学歯学部に歯科衛生士教育研修センターが設立されました。同センターの運営管理に携わりながら、歯科衛生士の離職予防・復職支援を継続しています。Quality of life (QOL)や患者報告アウトカム(PRO)分野の研究ネットワーク構築を目指して、QOL/PRO研究会(http://qol_pro.umin.jp/)で活動を行っています。また、厚生労働省や文部科学省の研究班で、QOLやPROの社会実装推進に関する研究に取り組んでいます。

研究者総覧へのリンク

【教育内容】
2名の教員(教授:内藤真理子、助教:西村瑠美)で、歯学科と口腔健康科学科の社会歯学教育(疫学、医療統計学、口腔衛生学など)と歯科衛生士教育を担当しています。大学院生以上を対象とした、疫学/臨床研究の勉強会を月1回開催しています。2020年からオンラインでの勉強会もスタートしました。

【研究内容】
博士課程前期・後期の大学院生とともに、「明るく楽しく」をモットーに研究を進めています。横断研究やコホート研究を中心とした疫学研究や臨床研究を行っています。QOLやPROに関して、尺度開発から客観的指標を組み合わせた研究まで、幅広いテーマに取り組んでいます。

<研究テーマ>
・口腔と全身の健康の関連
・生活習慣病における遺伝子環境交互作用
・健診/検診受診行動と健康状態、生活習慣の関連
・摂食嚥下障害患者と主介護者に関する研究
・QOL/PRO尺度の開発、それらを用いたアウトカム研究
・口腔内知覚の加齢変化
・口腔機能と嚥下障害の関連


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