教育研究内容

博士課程(前期)の概要

目的

博士課程前期は、現代の地域社会、企業、官公庁及び国際組織が直面する諸課題の解決に必要な課題分析・政策提案能力を備えた高度専門職業人を育成するため、社会科学諸領域の学問的成果を一段と深めた高度専門教育を行うことにより、教育・研究の両面において地域社会との有機的な連携をめざすことを目的としています。

修了要件と取得学位

修了要件としては、博士課程(前期)在学中に所定の単位の30単位以上を修得し、指導教員の研究指導を受けながら、2万字程度のリサーチ・ペーパーを作成する必要があります。
なお、博士課程(後期)に進学するためには、修士論文(4万字程度)を作成しなければなりません。
博士課程(前期)の修業年限は2年(最長在学年限は4年)です。修了者には修士(法学)又は修士(学術)の学位が授与されます。

大学院カレンダー(3月修了の場合)

1年次
授業開始日から2週間:指導教員の指導のもとで、履修する授業科目を決定し、登録手続きをします。
前期・後期:前期・後期と必要な科目を履修し、単位を取得しながら、指導教員の指導のもとで、修士論文の準備をします。

2年次
9月末まで:指導教員の指導のもとで、修士論文の題目を決定し、修士論文題目届を提出します。
1月末まで:指導教員の指導のもとで、修士論文を書き上げ、提出します。
2月末まで:最終試験(修士論文審査、口頭試問)に臨みます。
3月上旬:修了判定が行われます。
3月下旬:判定結果が合格であれば、課程修了・学位授与となります。

博士課程(後期)の概要

目的

博士課程後期は、現代の地域社会、企業、官公庁及び国際組織が直面する諸課題の解決に必要な課題分析・政策提案能力を備えた高度専門職業人を育成するため、社会科学諸領域の学問的成果を一段と深めた高度専門教育を行い、又、現代社会科学の先端を担う、豊かで深い専門性とともに幅広い学識を備えた研究者の養成を行うことにより、教育・研究の両面において地域社会との有機的な連携を目指すことを目的としています。

修了要件と取得学位

修了要件としては、博士課程(後期)在学中に所定の単位の4単位以上を取得し、なおかつ指導教員のもとで博士論文を作成し、学位請求論文を研究科長に提出し、最終試験(論文審査、口頭試問)に合格しなければなりません。
博士課程(後期)の修業年限は3年(最長在学年限は6年)です。博士課程(後期)の修了者には、博士(法学)又は博士(学術)の学位が授与されます。
なお、社会人・他分野の修士課程修了者で、博士課程後期に編入学を希望する方に対しても広く門戸を開放しています。

大学院カレンダー(3月修了の場合)

1年次
5月末まで:指導教員の指導のもとで、研究計画書を作成し提出します。

2年次
9月末~11月20日まで:各専攻ごとに行われる演習や構想発表会などの場において、論文概要(4000字以上)の中間発表を行い、博士論文の進捗状況を報告し、論文概要を提出します。

3年次
11月10日まで:学位請求論文を指導教員に提出し、指導教員の了承を得ます。
11月20日まで:学位請求論文(草稿)を研究科長に提出し、予備審査を受けます。
1月20日まで:予備審査において受理すべきであると認められたときは、学位請求論文を審査願等とともに提出します。
2月末まで:最終試験(博士論文審査、口述試験)に臨みます。
3月上旬:学位審査が行われます。
3月下旬:審査結果が合格であれば、課程修了・学位取得となります。


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