国際同窓生からの声 第1回 

あるブラジル人広島大学修了生の生活と挑戦

Luciano Charlita de Freitas さん (ブラジル出身)
2015年12月掲載

 

こんにちは。

広島大学大学院国際協力研究科(IDEC)を修了したLuciano Charlita de Freitasです。広島大学で博士課程を修了しブラジルに帰国してから、2015年10月で丸4年が経ちました。ブラジル帰国後は、プライベートでも仕事上でも挑戦を続けてきました。社会人としての生活は学生時代と異なることも多いですが、良い仕事をするために多くの努力と強い精神力が必要なことは、博士課程で研究していた時と同じだと思います。

現在、私はブラジルの連邦政府機関で働いていて、電気通信や新技術開発の政策プロジェクトに携わっています。最近の功績としては、電波利用(周波数帯)の入札に成功しました。これにより、今後5年間でアナログテレビをデジタル化に移行することが可能になります。この新しい技術には日本と同じ基準を用いており、移行計画には私が日本で得た多くの知識を取り入れました。

また、ブラジリア大学で客員研究員としても働いています。仕事と学術活動の両立にはより多くの努力を要しますが、研究を進めるためにはこれがベストな選択だと思っています。研究員の仕事では、学術論文と政策論文を執筆し、私の博士課程の研究に関連した専門分野も教えることがあります。

プライベートでの挑戦としては、トレッキングと自転車ツーリングに熱中しています。日々のストレス解消にもなるし、自然ともより深く新しい関わり方ができるようになりました。日本の自然はこれらの活動に非常に適しています。ブラジルと日本は離れていますが、日本の素晴らしい山々でトレッキングをするために、何度か日本を訪れることができました。

海外での経験を思い出すたび、仕事でもプライベートでも、新たな課題に前向きにチャレンジし、どんどん前に進もうという気持ちになります。友人たちや先生方とのやり取りは心の支えになり、彼らと連絡を取り続けることで人生はより円滑で豊かになっています。ですので、広島大学が国際同窓生ネットワークのためのフェイスブックの立ち上げたのはいいアイディアだと思います。卒業生、在学生、そして未来の学生をつなげるコミュニケーションを活発にし、自由に意見交換できる場になることでしょう。

ヴェアデイロス平原国立公園でのトレッキング(2015年8月)

アルゼンチンからチリまで自転車ツーリングの旅(2015年10月)

プロフィール

氏名 :Luciano Charlita de Freitas
広島大学での所属:広島大学大学院国際協力研究科(IDEC)博士課程後期(2008-2011年)
現在の職業:ブラジル国家電気通信局(ANATEL)経済財政アドバイザー


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