研究科のめざすもの

ミッションステートメント

広島大学の理念5原則に基づき、開発途上国が抱える様々な問題に対して、環境・教育・平和をキーワードとした学際的な研究アプローチによって、創造的・協同的に取り組むことができるグローバルリーダーの育成を使命とする。

アドミッション・ポリシー

1 求める学生像

  国際協力研究科では,次のような学生を求めています。

 (1)幅広い関心を持って,開発途上国が直面するグローバルな諸問題を考えることができる

 (2)忍耐強く研究課題に取り組み,その中で合理的・論理的に思考できる

 (3)国際人としての共感を持って,多国籍の人々とコミュニケーションを取れる

 

2 入学者選抜の基本方針

 大学院国際協力研究科では,ミッションステートメントに基づき,学際的な研究・教育及び実践を通して,国際協力の先端的な知の体系(国際協力学)を創造し,併せて国際社会にて活躍することのできる研究者や高度専門職業人を育成することを目指している。国際協力を志す学生のみならず,既に職業または国際協力経験を有し,それぞれの出身国はもとより国際社会での更なる活躍を志す社会人の応募も歓迎している。

 なお,一般選抜においては,専門基礎科目及び専門科目を通じて,専門性について問う。

 また,各種推薦入試及び特別選抜入試においては,背景となる「経験」や「研究計画」をもとに上記資質・能力を判断する。

ディプロマ・ポリシー

開発科学専攻

大学院国際協力研究科開発科学専攻では,ミッションステートメントに則った学際的なカリキュラムに基づく教育を通して,所定の博士課程前期を修了した者には,広い視野を持った深い学識を有し,地域研究,国際関係,国際協力の分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な能力を有する者の証として,「修士(学術,工学,農学,国際協力学)」の学位を授与する。所定の博士後期課程後期を修了した者には,アジア・アフリカ地域を対象とした地域研究,国際関係,国際協力の分野について研究者として自立して国際的に研究活動を行える者,もしくは国際的で高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を有する者の証として,「博士(学術,工学,農学,国際協力学)」の学位を授与する。

教育文化専攻

大学院国際協力研究科教育文化専攻では,ミッションステートメントに則った学際的なカリキュラムに基づく教育を通して,所定の博士課程前期を修了した者には,広い視野を持った深い学識を有し,地域研究,国際関係,国際協力の分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な能力を有する者の証として,「修士(学術,教育学,国際協力学)」の学位を授与する。所定の博士課程後期を修了した者には,アジア・アフリカ地域を対象とした地域研究,国際関係,国際協力の分野について研究者として自立して国際的に研究活動を行える者,もしくは国際的で高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を有する者の証として,「博士(学術,教育学,国際協力学)」の学位を授与する。

カリキュラム・ポリシー

開発科学専攻

大学院国際協力研究科開発科学専攻では,ミッションステートメントに基づいた「環境」「教育」「平和」の三つの領域を柱と位置付け,学際的なカリキュラムを構成する。学生には一つの領域を中心に,他の領域の科目も履修させる。そのことにより,博士課程前期においては,研究対象を多様な角度から観察・分析することのできる専門性を体系的に習得できるように構成される。授業科目は研究科共通科目・専攻共通科目・専門科目で構成され,それに加えて演習形式で各指導教員が論文や研究全般についての指導を行う。

博士課程後期においては,自立的な研究能力を育成するため,博士課程前期で培った能力を基礎とし,積極的に論文投稿や学会発表を行い,論文作成能力や研究能力を培う。

また,博士課程前・後期を通じて,当研究科発足当初から実践している日本語と英語の2言語教育制度を推進し,学内・学外・国外の関連機関との広範なネットワークを用いたインターンシップを積極的に取り入れている。加えて,大型プロジェクトの受託,受託事業を通じた国際協力の実施など,理論と実践の融合を重視する。さらに今後,国際環境の変化や内外の社会的要請に対応した,研究者・専門家・国際公務員・実務家の育成を推進するカリキュラムに恒常的に改編し,実施する。

上述のポリシーに沿って,開発科学に関連した分野のカリキュラムを実施する。

教育文化専攻

大学院国際協力研究科教育文化専攻では,ミッションステートメントに基づいた「環境」「教育」「平和」の三つの領域を柱と位置付け,学際的なカリキュラムを構成する。学生には一つの領域を中心に,他の領域の科目も履修させる。そのことにより,博士課程前期においては,研究対象を多様な角度から観察・分析することのできる専門性を体系的に習得できるように構成される。授業科目は研究科共通科目・専攻共通科目・専門科目で構成され,それに加えて演習形式で各指導教員が論文や研究全般についての指導を行う。

博士課程後期においては,自立的な研究能力を育成するため,博士課程前期で培った能力を基礎とし,積極的に論文投稿や学会発表を行い,論文作成能力や研究能力を培う。

また,博士課程前・後期を通じて,当研究科発足当初から実践している日本語と英語の2言語教育制度を推進し,学内・学外・国外の関連機関との広範なネットワークを用いたインターンシップを積極的に取り入れている。加えて,大型プロジェクトの受託,受託事業を通じた国際協力の実施など,理論と実践の融合を重視する。さらに今後,国際環境の変化や内外の社会的要請に対応した,研究者・専門家・国際公務員・実務家の育成を推進するカリキュラムに恒常的に改編し,実施する。

上述のポリシーに沿って,教育や文化に関連した分野のカリキュラムを実施する。


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