2025年11月25日及び26日に、広島大学先進理工系科学研究科及び情報科学部は、本学東広島キャンパスにて、リトアニアのカウナス工科大学 (KTU) とともに研究セミナーを開催しました。KTUからは電気電子工学部のVidas Raudonis教授ら6人が来学しました。

今回のセミナーは日本学術振興会 (JSPS) 二国間交流事業による支援をいただき実施したものです (研究代表者：土肥 正 情報科学部長)。本年6月には本学教員がKTUを訪問してセミナーを実施し、2回目となる今回は本学で実施しました。

セミナーでは双方の情報科学分野等の研究成果を発表し合うともに、今後の相互交流や共同研究の拡大についても意見を交わしました。セミナーは学生にも公開され、学生にとっては様々な研究分野の発表を聞き、ディスカッションに加わる貴重な機会となりました。

広島滞在中、本学の半導体産業技術研究所やデジタルモノづくり教育研究センターを訪問しました。また、マイクロンメモリジャパン広島工場やマツダ本社及びミュージアムにも訪問の機会をいただきました。

広島とカウナスを繋ぐ重要なキーワードは平和であり、一行は平和祈念資料館を訪問しました。両大学間、更には両国間の信頼関係に基づく更なる交流拡大に貢献できるよう、これからもカウナス工科大学との取組みを進めていきます。