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10月13日、広島大学とインドネシアの医療系同窓生、広島大学校友会インドネシア・チャプター運営メンバーがジャカルタ市内で一堂に会し、両国の医療・保健分野での連携プロジェクトに関するキックオフ・ミーティングを行いました。
広島大学では、国内外のステークホルダー(同窓生、企業、関係機関)との連携、共同により、Society5.0 やSDGs実現に向けた社会的課題の解決と新たな価値の創造を目指す「広島大学海外共創プラットフォーム構想」を掲げています。3月には、その一角を担う組織として、新たな同窓会モデルの第一号となる「広島大学校友会インドネシア・チャプター」が設立、5月には越智学長らも参加してジャカルタ市内で設立記念行事も開催されました。
今回のミーティングでは、医療・保健分野における連携の可能性について検討を行うため、過去には保健省保健サービス局長を務め、現・社会保険局監査委員長のAbdul Kadir氏やハサヌディン大学名誉教授のHusni Tanra氏らのほか、医師として活躍する同窓生らが各地から集結。本学からは田中純子 理事・副学長 (霞地区・教員人事・広報担当)、金子慎治 理事・副学長(グローバル化担当)、病院関係者らが参加し、インドネシアにおける医療事情や、広島大学病院で行っている最新の医療・テクノロジーについて意見交換を行いました。
会の中で金子理事は「インドネシアには約800人の本学同窓生がおり、多くの方が医療・保健分野の第一線で活躍していることを頼もしく思う。未来の若者たちのために、国境・分野を超え、同窓生の皆さんと協力していきたい」と挨拶。田中理事は「今回集まっていただいた方だけではなく、インドネシア全土の医療系同窓生らと強固なネットワークを築き、人々の健康と福祉の向上、人材育成、研究分野での連携を行っていきたい」と述べました。
産学官と積極的に連携し、さまざまな分野で新しい価値を創造するためのプラットフォームを構築することを目的としている新たな同窓会組織「チャプター」の第一弾がインドネシアで始動しました。
掲載日 : 2022年10月17日
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