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令和6年仕事始め ー75+75周年、100年後にも世界で光り輝く大学に向け気持ちを新たにー

 広島大学は令和6年1月4日、新しい年の業務を開始しました。
 東広島キャンパスの法人本部で行われた仕事始め式では、越智光夫学長が年頭の挨拶を述べました。霞、東千田キャンパスなどへは、オンラインで配信しました。

 越智学長は、挨拶冒頭に石川県能登地方を震源とする地震などの災害に触れ、「新しい年は、思いも寄らぬ痛ましい災害と事故で始まってしまいました。地震災害と航空機事故で犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災地域の方々、また事故に遭遇された乗客の方々に、心よりお見舞いを申し上げます」と話しました。また、「広島大学としても現在、地震で被災した地域出身の学生・教職員の皆様の安否確認を進めております。さらに医療チームの被災地への派遣や、現地への物資支援なども検討しているところです。被災地の一日も早い復興に向け、可能な限りの支援に努めてまいります」と表明しました。
 そして、「新しい年は、創立75周年、最も古い前身校である白島学校の開設から150周年の節目の年を迎えました。私は、2015年の学長就任以来、3本柱である教育・研究・社会貢献の土台をしっかり構築することと併せ、本学の実力が正当に評価されるべく、レピュテーション向上の先頭に立ってまいりました」とこれまでを振り返り、「今年は、次の75年に向けた新たな出発点です。150年間にわたり諸先輩が築き上げた歴史に学びつつ、学長としての職責に全身全霊で取り組むことをお誓い申し上げます」と宣言しました。
 周年事業については、「本学が築いてきた伝統や明るい未来を実感いただける盛りだくさんの事業を開催していきます」と述べ、具体的には、1月中旬からの学生の提案をベースにデザインした路面電車やバスの走行開始(広島市内)や、6月の大阪、9月の東京で本学の魅力をPRするイベントの開催、また、11月のフランスの歴史人口学者エマニュエル・トッド氏を招いての講演会を挙げました。その上で、「 『広島大学で学んで良かった』『広島大学で働いて良かった』と、心から思っていただける環境づくりに、より一層注力してまいります」と力強く表明し、「皆さま頑張りましょう」と激励の言葉で締めくくりました。

 式には役職員や部局長をはじめ、教職員 約100人が出席し、オンラインの同時配信にも多くの教職員が参加しました。

役職員や部局長らを前に挨拶する越智学長

式の模様は霞、東千田両キャンパスにも中継して実施しました

【お問い合わせ先】

広島大学広報室

E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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