広島大学大学院社会科学研究科及び法学部は，平成２１年９月２４日から２９日までの日程で中華人民共和国の大連市及び上海市を訪問し，大連大学人文学群法学院及び歴史学院並びに華東政法大学の二大学と学術・教育交流に関する部局間国際交流協定を締結しました。

　近年，経済発展が著しい中国では国際化に対応するために国内法の整備が急速に進められており，一足早く近代化に成功した日本の法制度に対する関心が高まっています。

　今回締結したこれらの協定により，関係大学の教員並びに学生の相互交流を進めることは，日中関係の友好的な進展に多大な貢献をするものと思われます。冨岡庄一大学院社会科学研究科長及び西村裕三法学部長は，「共同研究や人的交流が深まっていけば，さらなる日中関係の発展に大いに寄与する。」と意義を強調しました。また，中国側の各大学の代表者も「両大学間で共同研究できることは中国の法制度の発展に多いに役立つし，両国の外交関係の友好的な進展にも寄与し，本協定は大変有意義なものである。」と期待感を表明しました。（運営支援室）

大連大学の代表者と協定書に署名をしている冨岡研究科長（一番左）と西村法学部長（右から２番目）

華東政法大学の代表者と握手を交わす冨岡研究科長（右）

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