• ホームHome
  • 法学部
  • 法学会講演会「家庭裁判所調査官の職務と役割」が開催されました

法学会講演会「家庭裁判所調査官の職務と役割」が開催されました

黒河家裁調査官による講演

令和3(2021)年12月10日、広島大学法学会講演会として、法学部授業「刑法各論」の時間に、当学部卒業生である広島家庭裁判所の黒河宏司家庭裁判所調査官をお招きし、「家庭裁判所調査官の職務と役割」と題して講演が行われました。
講演ではまず家庭裁判所の役割をご説明頂き、家庭裁判所が扱う少年事件と家事事件につき、少年事件を中心にお話しいただきました。そのうえで、こうした事件に家裁調査官がどのように関わるのかを、自らの経験を踏まえつつ語っていただきました。
家庭裁判所が扱う事件は法律だけでは割り切れない要素があり、それゆえに行動科学の知見を用いて法手続きに福祉の視点を持ち込む家裁調査官の役割は重要です。講演には多くの学生が参加し、講師の話を熱心に聴講していました。また、終了後は家庭裁判所に興味を持った学生たちが講師に質問をし、講師からは丁寧にご回答をいただきました。

多数の聴講者が参加した講演会の様子


up