博士課程後期の教育内容

博士課程後期の教育理念

マネジメントプログラムの博士課程後期では、前期と同様に幅広い人々を受け入れている。最初から研究者を志向して博士課程前期から入学した学生もいれば、高度専門職業人としてさらにスキルアップするために、博士課程後期に進学して研究活動を続ける社会人もいる。また、大学等で教育・研究に携わっている研究者も在籍している。これらすべてに共通する理念は、理論と実践を融合できる研究者を養成することである。とりわけ社会人の場合は、実務的知識を活かして、実務や実践に密着した内容の博士論文の作成が期待されるが、こうした研究は、経験科学である社会科学において大きな意義をもっている。

博士論文

博士論文においては、修士論文よりも質的かつ量的に充実した内容が期待されている。高度な独創性により学術的に何らかの貢献をなすことが必要である。マネジメントプログラムでは、学生が所定の期間で博士論文を作成できるよう、博士論文提出までの手順と標準的なスケジュールを作成・公表し、それを目安に論文作成指導を行っている。また修士論文作成と同様に、主指導教員1名と副指導教員2名による共同指導体制がとられている。


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