大連外国語学院日本語学院学術交流会(2016)

大連外国語学院日本語学院との学術交流会を開催(2016年3月21日)

平成28(2016)年3月21日,社会科学研究科マネジメント専攻は,国際交流協定締結校である,大連外国語学院日本語学院において第7回協定校学術交流会を開催しました。学術交流会には,日本語学院の関係者,約50名が出席されました。

最初に盧濤教授が1分間中国語で話しはじめられ,生徒の興味を一気にひきつけていました。そのことにより学生たちに笑いも起こり,緊張も解け,目の輝きも一気に増しました。つぎに広島大学マネジメント専攻についての概要と大連外国語学院日本語学院大学院生にたいする激励の言葉をかけられました。

その後,マネジメント専攻在学中の3名の院生ならびに松嶋先生から研究報告があり,活発なディスカッションが行われました。特に,研究テーマにかんする問題の設定や分析の方法,そして壁にぶつかったときの対処法などにかんして,日本語学院の大学院生から多くの質問や意見が寄せられました。総評では,盧濤教授より「研究分野が違っても共通する部分があり,それが相互作用となって新たな発見につながっていく」「マネジメント専攻に日本語学院の学部生だけでなく大学院生も受け入れていきたいと考えている」とのことでした。

マネジメント専攻の学生も,話をすることで自分のテーマをかえりみて研究に活かせることも多くあったように思います。また日本語学院大学院生の研究テーマが違えども何かを吸収しようという貪欲な姿勢に刺激を受け,より一層の研究に励むことを決意しました。

終了後,日本語学院の院長に学習内容について伺ったところ,「本校は3部門について学習している。①応用言語学分野②日本言語分野③翻訳・同時通訳分野,である。それぞれについて学生は日々真摯に取り組んでいる」とのことでした。

なお,この学術交流会は,来年度も継続して行われる予定となっています。

(参加者一同)

大連外国語学院日本語学院
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