<在学生からのメッセージ>薛 茹

薛 茹

博士課程前期
平成26年度入学
戸田ゼミ

私は2013年9月に日本に来て、今は16 ヵ月がたちました。日本での生活もマネジメント専攻に入ってからの「研究」も、最初はさっぱり分からなくて、わからないことも分からなかったです。でも面 白く思ったのは、不安がなかったからです。生まれたばかりの赤ちゃんのように、精いっぱいいろいろなことを吸収しました。

それからの毎日は新しいことの発見と、忙しい勉強の連続です。「何が問題か」がわからなかったのは、あるべきものとは何かさえ分からなかったからです。で も「自分の考えをもって判断しなければならない」と考えたときにはじめて問題意識が出てきました。

今は友達と話したりして、思わず大声になったりするときが多くなっています。それは相手の言うことに、簡単に納得できなくなっているからです。「な ぜ?」、「証拠は?」とか、つい突っ込みが増えてきました。自分からも何かを言うときに、簡単に崩されないように論理に基づく、気づいたら、そうしていま す。それはこの1年あまりの研究・生活の癖で、ちょっとした苦しみも1つの楽しみになっているのです。何かを始めるとは、変化していくことです。皆さんも ここで変化しつつある自分を楽しんでみませんか。


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