担当授業科目名
アントレプレナーシップ、 組織間関係論
概要
1997年、同志社大学法学部政治学科卒、2004年、神戸大学大学院博士後期課程修了(博士、経営学)。2007年にマネジメント専攻に准教授として着任。大学院時代から、国内の産業集積(産業クラスター)の研究を行っていたが、近年は経営組織論の知見をもとに、ASEANにおける自動車産業のサプライチェーンに関する研究を行っている。
また、ビジネスモデル、サプライチェーン、企業間提携、イノベーション、アントレプレナーシップ(企業家研究)などの研究テーマに関心をもっている。研究室には、自動車メーカーの製品開発プロセス、経営者のネットワーク、自動車メーカーのサプライチェーン、建設機械メーカーのグローバル・サプライチェーン、不動産のビジネスモデル等を研究している社会人大学院生が在籍しており、学生の中で、活発な議論がなされている。研究の方法論としては、事例研究または統計を用いた実証研究のどちらかを選択することになるが、博士課程に進学する学生に対しては、統計を用いた実証研究を推奨している。
研究分野
経営組織論(サプライチェーンマネジメント、企業間提携)、経営戦略論(ビジネスモデル)、イノベーション論(製品開発)、ネットワーク論(企業家ネットワーク、産業クラスター)
研究活動
● 著書
「連携のネットワーク-仲間型ネットワークと起業家-」、加護野忠男・山田幸三編『日本のビジネスシステム』第5章、有斐閣、2016年出版予定。
『需要変動と産業集積の力学-仲間型取引ネットワークの研究-』白桃書房、2009年。
● 学術論文
「産業集積における仲間型取引ネットワークの機能と形成プロセス-東大阪地域の金型産業の事例研究-」『組織科学』第39巻、第4号,56-68頁、2006年(査読有)。
● その他の論文
● 受賞歴
企業家研究フォーラム賞(著書の部)2012年
中小企業研究奨励賞(経営部門・本賞,財団法人商工総合研究所)2011年
組織学会高宮賞受賞(論文部門,組織学会)2007年
外部資金獲得実績
● 科学研究費取得実績
「グローバル・サプライチェーンの構築とマネジメントに関する調査研究」基盤研究(B)、2012年度~2015年度、(研究分担者)
「タイにおける日系企業を中心とした産業集積に関する研究 」若手研究(B)、2012年度~2015年度、(研究代表者)
「アジア地域に於ける人材マネジメントの国際比較に関する研究」基盤研究(B)、2010年度~2014年度、(研究分担者)
「中国における日系製造業の産業集積の形成と発展に関する調査研究」基盤研究(B)、2008年度~2010年度、(研究分担者)
「産業集積のダイナミクスに関する理論的・実証的研究」若手研究(B)、2007年度~2009年度、(研究代表者)
● その他外部資金習得実績
所属学会
組織学会、経営学会、企業家研究フォーラム、Academy of Management
詳細情報
● 研究者総覧