次世代フェローの義務内容について
次世代フェロー(広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラムの採択者)は、研究専念支援金や研究費等の支援を受けるにあたって、以下の1~7の義務を履行を必須としております。
- 毎年度1年間の研究計画を策定し、研究計画を踏まえた研究活動に専念すること。
- 研究活動の状況を定期的に大学に報告すること。
- 各種調査に協力すること。特に本学修了後 10 年間のキャリアに関する追跡調査に必ず協力すること。
- 大学が実施する研究力向上等に関するプログラムに参加すること。
- 「広島大学における研究活動に係る研究倫理教育に関する細則」に基づき、必要な研究倫理教育を受講すること。
- 「HU SPRING」が実施する取組やHIRAKU-PFで案内する活動等に参画すること。(特に「3QUESTIONS(旧HU SPRING100人論文)」は必ず参画し、「未来博士3分間コンペティション」は積極的に参画すること。)
- ジョブ型研究インターンシップのアカウント登録を必ず行うこと。
以下、1~7の義務についての説明を掲載しておりますのでご確認ください。
1・2. 研究計画の策定、研究活動を踏まえた研究活動、研究活動報告
様式や提出時期等は、採択者に広島大学オンライン学習支援システム(Moodle)上でお知らせします。
3. 各種調査への協力(特に本学修了後10年間のキャリアに関する追跡調査)
毎年度アンケート調査を実施しますので、必ずご協力ください。
アンケートについては、採択者にMoodle上でお知らせします。
4. 研究力向上等に関するプログラムへの参加
各種支援プログラムを設けておりますので、積極的に活用してください。
各プログラムの詳細はこちら
プログラム名 | 概要 | 支援内容 |
研究支援プログラム | 異なる研究分野の学生間で行う共同研究の経費を支援 | 100万円程度/1件 |
世界に羽ばたけ研究活動支援プログラム | 研究留学、海外での研究活動に必要となる経費を支援 | 100万円程度/1件 |
留学生向け日本語教育プログラム | 留学生フェローの日本語能力向上を支援 | 教育プログラムの提供 |
英語教育プログラム | フェローの英語能力向上を支援 | 教育プログラムの提供 |
スキルアップイベントの企画案募集 | 研究者としてのスキル形成に資するイベントの企画・運営の経費を支援 | 50万円程度/1件 |
5. 研究倫理教育の受講
フェローに限らず、研究活動に携わる全ての学生が受講するものです。各所属研究科の指示に従って適切に受講をしてください。
- 研究倫理教育とは
- 不正行為を事前に防止し、公正な研究活動を推進するため、研究者に求められる倫理規範を修得させるための教育です。 - 広島大学では
- 「広島大学における研究活動に係る研究倫理教育に関する細則」に基づき、研究活動に携わる職員・学生等は、研究倫理教育の受講を必須としています。
- 学生は、本学が定めた標準プログラムにより、入学後の初年次に「研究倫理教育(大学院生 Basic)」を受講、その後、論文作成開始前までに、「研究倫理教育(大学院 advanced(M)、(D))」を受講することを義務付けられています。
6. 「HU SPRING」が実施する取組やHIRAKU-PFで案内する活動等への参画
HU SPRINGで実施している取組に積極的に参加してください。
>>HU SPRING支援コンテンツ
7. ジョブ型研究インターンシップのアカウント登録
フェローはアカウント登録することを義務としておりますので、アカウント登録をしてください。(所要時間は5分ほどです)
ジョブ型研究インターンシップメンバーシップ登録用URL
https://2022ss-lgbr.coopj-intern.com/create-member
- 「ジョブ型研究インターンシップ」とは
ジョブ型研究インターンシップとは、産業界と大学が協力して実施する、長期・有給・ジョブ型のインターンシップ制度です。1ヶ月超のインターンシップを、正規の教育課程として実施します。また、インターンシップでの評価は、採用・就職に活用されます気になる活動にはぜひ応募してみてください。
- インターン募集企業(2024年4月現在)
JX金属 / サイバーエージェント/ 塩野義製薬 / アサヒ / 日立製作所 / 住友化学 / 沖電気 / INPEX、など (約30の企業等が受け入れ先として参加しています。)
次世代AIフェローの義務内容について
次世代AIフェロー(広島大学創発的次世代AI人材育成・支援プロジェクトの採択者)は、次世代フェローと同じ上記7つの義務に加えて、以下の義務の履行を必須としております。
1~7. 上記の次世代フェローの義務と同様
8. 二人の指導教員による指導の下で、専門分野と AI 開発・応用のバランスをとりながら研究を遂行すること。
広島大学創発的次世代AI人材育成・支援プロジェクトにおいては、「広島大学 AI・データイノベーション教育研究センター」の AI 部門研究員の研究室にも所属し、各研究科の指導教員と合わせて、二人主指導教員体制となります。
9. AIDI センターが主催する研究進捗度を確認する発表会へ参加すること。
毎年度末に実施予定の発表会への参加が必須となります。詳細な時期等は採択者に別途連絡します。
10. 支援期間中に AI 研究に関する学会発表や論文発表を行うこと。
支援期間中に、AI研究に関する研究成果の発表を行っていただきます。