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金子修広島高等裁判所長官による講演が行われました。

令和8(2026)年5月27日、法学部授業「法学基礎」の一環として、「ルール(法)について考える」と題し、金子修広島高等裁判所長官による講演が行われました。

宮永教授からのご紹介

金子修広島高等裁判所長官

講演は、「法を学ぶことにはどのような意義があるのだろうか」という視点から始まり、論理的・客観的な事実に裏付けされた政策やルール形成(EBPM)の大切さについてお話がありました。続いて、社会秩序維持のために必要であるルールが個人の「自己決定」としばしば衝突することがあることについて、具体的な幾つかのケースのご説明をいただきました。

次いで、時代の変遷と共に変わる価値観や、マイノリティの権利を守る等のために裁判所が担う司法の存在が重要であること、昨今の国際情勢下で自己決定(民主主義)を支える状況(客観的事実の提供、自由な情報流通)の確保が非常に重要であることに言及があり、最後に、これからの未来に向け、一人ひとりが「法的思考(リーガルマインド)」を判断の物差しにすることが求められています、と結ばれました。

講演後の質疑応答では、学生からの「裁判官として大変だと感じたことについて教えてください」という質問に対し、「多くの人々が注目する様々な判断を行わなくてはならないことに、非常に大きな責任を感じています。でも多くの人から期待されている!ということでもあるので、そこにやりがいを感じるんです」という印象的なお答えがありました。

この日は初年次インターンシップで裁判所見学に参加した1年次生も多く、裁判所と様々な立場でそれを動かす方々のご努力を身近に感じることができる良い機会になりました。改めて御礼申し上げます。


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