水産生物科学プログラム

プログラムの紹介と概要

水産生物科学主専攻プログラムは,水産生物科学コースの7つの教育科目(水圏資源生物学,水族生理学,水産増殖学,水族生態学,水族病理学,水族生化学,竹原ステーション:水産実験所)に所属する教員により,本プログラムが提示する到達目標を実現するために,以下に示す教育内容を実施します。

・水産生物を含む水生無脊椎動物と魚類の生理,病理,生化学,分子,生態,行動,資源についての基礎的知識と研究手法を身につける教育を実施します。
 
・水産生物の増養殖の技術と,これらをとりまく諸問題についての基礎的知識,おびこれらの分野の国際的な課題と進歩を見渡すことのできる広い視野を身につける教育を実施します。

・海洋生物資源の生産や研究の現場で遭遇する諸問題の解決策を,自ら調べ計画立案実行し,収集した資料を解析して取りまとめ,文書および口頭で発表・討論できる力を養う教育を実施します。
 
・卒業後は,大学院や農林水産関係の官公庁,食品,化学,医療等に関係する業界で,国際的視野を持った研究者・専門技術者となることを期待します。

主専攻プログラムにおける教養教育の位置付け

本プログラムにおける教養教育は,専門教育を受けるための学問的基盤作りの役割を担っています。自主的・自立的に学習する態度を習慣づけ,情報収集力・分析力・批判力を基盤とする科学的思考力を養成します。ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力や,国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に関する関心を強化します。幅広い知識を,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる能力を養成します。

プログラムの詳述書


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