学生から「学会等で受賞した先輩や仲間の研究発表をぜひ聞いてみたい」「自分達もいつか研究発表をする機会を与えれれば励みになる」という要望に応えて、大学院生、学部生に発表の機会を提供することと致しました。
昼休みのひとときに、学生の皆さんの発表を聞いてみませんか?
コーヒー、紅茶、ジュース等の飲み物でちょっとしたお菓子を用意しています。ランチをご持参の方も大歓迎です。お誘いあわせの上、ご参加ください。お待ちしております。
記
【日時】6月24日(火)12:10~12:45
【場所】理学部B107(附属理学融合教育研究センター)
【発表者】小巻 翔平(両生類研究施設 博士過程後期3年)
【題目】トノサマガエル種群の交雑・遺伝子浸透
【要旨】
トノサマガエルやダルマガエルは日本各地の水田や湿地帯に生息する、我々の生活にも最も馴染み深いカエルである。これらトノサマガエルやダルマガエルなどの近縁種をまとめたグループはトノサマガエル種群と呼ばれ、そのうち日本国内には3種類、東アジア全域には5種類が生息している。
これらのカエルは分布重複地域において、古くから交雑や遺伝子浸透を伴うせめぎ合いを生じてきた。本セミナーでは、トノサマガエルを中心に、そのせめぎ合いについて紹介する。
|