日本コーチング学会第24回大会を開催します



下記の日程で、日本コーチング学会第24回大会を開催します。多数の皆様にご来場いただきますよう、ご案内いたします。

【日時】 2013年3月15日(金)午後3時15分から4時45分
【会場】 広島大学サタケメモリアルホール
【趣旨】 ロンドン五輪では、日本選手の活躍が注目されました。この大会では、選手・コーチを支えるサポートシステムに大きな関心が寄せられました。とくに、JISS(国立スポーツ科学センター) が中心となり、組織的に行われた「マルチサポート」がその一つです。「マルチサポート」の支援責任者として取り組まれた、平野裕一先生からその概要のご紹介をいただき、ロンドン五輪で実際に大会の現場でそれぞれの競技にコーチ・トレーナーとしてかかわった先生方から、そのご経験をもとにご意見を伺い、より良いサポートとはいかなるものかを、参加者の皆様と共に考えたいと願っています。(大会実行委員会)
【テーマ】 コーチングの現場とサポート:ロンドン五輪を振り返る
【講師】

平野 裕一先生 (JISS ロンドンオリンピック マルチサポート・科学責任者)

「ロンドン五輪の支援体制(マルチサポート)について」

(講師略歴)



1953年 東京生まれ

1978年 東京大学教育学部体育学健康教育学科卒業

1981~2年、1991~96年 東京大学硬式野球部監督

1983年 東京大学大学院教育学研究科博士課程修了

1983~2007年 東京大学教養学部助手、教育学部講師・助教授

2007年~現在 国立スポーツ科学センター・スポーツ科学研究部・部長、主任研究員
久世 由美子先生 (東海(とうみ)スイミングクラブ:松田丈志選手 コーチ)
「水泳種目:トップアスリートの育成とサポート」
(講師略歴)



熊本県出身。筑紫女学園高卒。

高校卒業後、旭化成の実業団選手として活躍。

21歳で引退、退職したのち、79年に延岡市に東海スイミングクラブを設立。

指導歴は34年目になる。

松田丈志が4歳の時から指導にあたり、3大会連続のオリンピック出場に導いた。

松田の指導歴は今年で24年目になる。

安保 澄先生 (バレーボール日本代表女子チームコーチ )

「女子バレーボール種目強化のポイントとサポート」

(講師略歴)



1970年 広島県生まれ(42歳)

1989年 広島市立舟入高校卒業

1993年 明治大学政治経済学部経済学科卒業

2000年 筑波大学大学院修士課程体育研究科コーチ学専攻 修了

2000年からイトーヨーカドープリオール、武富士バンブーにてコーチを9年間つとめる

2009年から眞鍋監督率いる全日本女子バレーボールチームのコーチに就任

2012年 ロンドンオリンピックにて全日本女子バレーボールチーム銅メダル獲得

米澤 和洋先生((株)ATHER:日本卓球チームトレーナー)

「日本選手のコンデショニングとサポート:女子卓球種目トレーナーの立場から」

(講師略歴)



1964年広島市生。大阪体育大学卒業後、医療機関にて予防医学、アスレチックリハビリテーションを行い、2006年株式会社ATHER設立。2008年に広島大学大学院教育学研究科修了。1994年より日本卓球協会に関わり、ナショナルチームの健康管理、体力育成を担当している。また、10年前より開始されたタレント発掘事業の競技者育成にも関わりジュニア育成も行なっている。現在、広島ガスバドミントン部トレーナーも務め、他競技ジュニア育成も行なっている。
【申込み】 シンポジウムは、学生、スポーツ指導者、一般の方を無料で招待します。

(会場運営の都合上、3時までにサタケホールの会場に入っていただきます)
「臨時会員(学会のすべてに参加できます)」希望者は、事務局までお問い合わせを。詳しくは、学会HPをご覧ください。
日本コーチング学会ホームページ http://www.jcoachings.jp/

【問い合わせ先】

広島大学産学地域連携インキュベーションオフィス内スポーツ健康科学研究所

日本コーチング学会第24回大会事務局 渡部 和彦

TEL: 082-421-3743  FAX: 082-422-3515  E-mail: kazuwp@hiroshima-u.ac.jp(@は小文字に変換してください)


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